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慶應義塾大学総合政策学部AO入試合格!M.さん

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妥協なしの覚悟と徹底的な準備で、SFC総合政策 AO入試A方式合格

「AO対策の塾はいくつもありますが、洋々ほど1人1人を丁寧に見てくれるところはないと思います」

M.さん

東京都 私立 S高校

慶應義塾大学 総合政策学部 AO入試4月I期A方式 合格

 

出願書類の作成について

 
AO入試での受験を考えたきっかけ

AO入試での受験を本格的に考え始めたのは、高2に入ってからだったと思います。もともと積極的な性格で、この入試は自分にあっているなと思いチャレンジしてみようと思いました。さらには、生徒会役員など、人を引っ張る立場にいたことが多かったので、それもアピールポイントになるかなと考え、準備を始めました。

 
出願書類の準備

高2の12月ごろ、まず自分で志望理由書を書き始めました。当時はなかなか2,000字にはおさまらず、しかも過去の経験も盛り込みすぎて何を一番言いたいのかが不明確で、一貫性のない(でも自分では筋が通っているつもりになっている)ものになっていました。

高3の夏から洋々に通い始めて、それがガラリと変わりました。毎回の授業の目的が明確で、いつまでに何を仕上げるという課題も決まっていたので、一つの問題に詰まって流れが止まってしまうということもなく、その後は迷うことなくAOの準備を進めていくことが出来ました。

漠然とした構想は、高2の冬くらいから頭の中で組み立てていました。実際に出願した内容で作成したのは、高3の6月下旬から8月末までの約2か月だったかと思います。ですので、洋々に通い始めて、実質的な志望理由書の準備がスタートしたと言ってもいいと思います。

出願書類を作る時に、心がけたことがいくつかあります。まず、ストーリーが一貫しているかどうか、ということと、読んだ人がすんなり理解できるかどうか、ということです。私を知らない人がその文章を読んだ時に、私の「言いたいこと」が伝わるか、ということは常に意識しました。さらには、自分にしか書けないような内容を是非盛り込みたいと考えていました。この点については、学校での経験を書き、また問題解決の打ち手の部分にも、自分で作った用語を入れたりしました。

私はとにかくいろいろなことを言いたかったので、まずは書きたいことを書けるだけ書いてみて、後からそれをどんどん削っていきました。洋々の皆さんには、尋常ならざる数のメールで質問しまくりましたが、それでいただいた返信が、とても参考になりました。方向性が決まってからは、書いては削り、また書いては削りの繰り返しだったように思います。

 

面接の対策、準備について

 
2次選考の準備

私は、プレゼンの組み立て・発表の仕方から面接に至るまで、全て洋々と一緒に考えました。プレゼンは、まず全体の構造を考えて原形を作り、その上で他の人との差別化を図るために順番や話す内容を入れ替える作業を繰り返しました。洋々では演習のたびに、プレゼンの様子を録画して頂いていたので、それを見て自分の欠点を直そうとしました。私は話すときに文章の最後に結論を持ってくるタイプだったので、一文が長くなってしまいがちでした。そのため、話すとき・質問に答えるときはまず結論を伝えるよう心がけました。

面接については、自分のやりたいことの分野に関しては、最低限の知識を得ておくよう心がけました。「AO受験で志望理由書まで書いているくせに、この程度のことも調べていないんだ」と思われたくなかったので。amazonで新しい本を、レビューを参考にしながら買って読んでみたりしました。正直、その「最低限」の基準がどこなのかわからなくて、試験が終わる瞬間までヒヤヒヤしていましたが。

面接に臨むにあたってこれ以上できることはないと自分で納得できたら(させたら)、後は誠実にこたえるだけだと開き直りました面接官である教授には、適当なハッタリや、生半可な知識では太刀打ちできないと思っていたからです。わからないことに関しては空気を読みつつも、「申し訳ありません、知識不足でした」と言おうと思っていました。実際、本番の時にそういう場面もありました。

これはきれいごとに聞こえてしまうかもしれませんが、当日には、プレゼンを楽しもう、楽しみたいな、と考えていました。前日くらいから、開き直ったこともそう思えた一因ですがこういう機会はめったにないので、変に硬くなりすぎて自分のよさが出せなくなって後悔するのが一番いやだと思ったんです。だったら楽しむしかないかな、と。前日の夜は朝の4時過ぎまで寝ることができず、ネットでいろいろなAO体験談を読み漁っていて結局睡眠時間は1時間もありませんでした。

 
二次選考当日

SFCに行って自分の番がくるまでの間は、のどがカラカラになるほど緊張していました。が、寝不足だったこととその緊張感が相まっていい意味での起爆剤になったと思っています。

まず、私はプレゼンの準備をしていたので7分間使ってプレゼンをしました。それが終わってから面接が始まったのですが、面接の前に60文字の文章を書かされていたので、まずはそれについての質問がありました。そこから、私のこれまでの活動に関する質問が続きました。

一番深く、鋭く聞かれたのは、やはり私が志望理由書に書いたテーマに関するものでした。、その課題を考えたきっかけについての質問にはじまり、私が提起した問題に対する原因分析を求められたり、私の構想に対する批判を投げかけられたりしました。少しでも曖昧な発言をすると、すぐに具体的な説明を求められました。話を続けようとしたところを遮られ、前の発言に対して別の質問や指摘が飛んでくることもありましたし、中には答えに困ったものもありました。

「正直この問題はありふれた問題だとおもう。多くの人が考えていること」と言われて途中かなり焦った場面もありましたが、そのあと教授自身がフォローを入れてくださったのでホッとしたのを覚えています。どの位の時間経っていたのかは分かりませんが、必死で質問に答えているうちに、「これを実現するために絶対に忘れないでほしいこと」など、後半はいつの間にか多くのアドバイスを頂く時間に変わっていて、無事面接が終わりました。自分の持っているものを全て出し切った感触はあったので、終わった時には「これで落ちたら本望」と思えました。

 
洋々について

洋々を知ったのは、パソコンに慣れていない母がSFCのオープンキャンパスのサイトをyahooで探していたとき、洋々の「SFC AO説明会」のページにたどり着いたのが最初です。実は初め、この説明会はSFCが催しているイベントだと思っていて、そのまま説明会に申し込んだのです。が、後で電話で確認したらSFCとは関係ない塾の説明会だということが発覚しました(笑)。きっかけは偶然なのですが、洋々にお世話になれて本当に、ほんっとうに良かったと思っています。

洋々の良さをあえて一言で言うと、些細な疑問にも丁寧に向き合ってくれて、支えてくれるところだと思います。初めて洋々に行った時に、AO入試準備の流れを細かく丁寧に説明してくださって、その場でここでお世話になろうと決めました。授業が始まってから、私はかなり細かいことまでストーカー並みに聞きまくっていましたが、一つ一つに丁寧に答えてくださって、本当に感謝しています。

それと、毎回の予定・授業目的がはっきりしているところも非常にありがたかったです。AO入試に向けて一連の授業を始める前に大枠の予定を立てるだけでなく、授業の終わりには次回の予定を確認してくださるので、時間にルーズな私でも無事やりきることが出来ました。また、私の疑問が解決するまで、徹底的に付き合ってくれたこと、授業外で自主的に添削をお願いした時にも見ていただけたことは、不安の解消に大きくつながりました。

また、SFCの出願日の前には、一日合宿があり、現役のSFC生の方が隣で質問に答えてくださったり、志望理由書に赤を入れてくださったり、自由記述欄にコメントを下さったりしました。

AO対策の塾はいくつもありますが、洋々ほど、一人ひとりを丁寧に見てくれるところはないと思います。私は、受かった後もいろいろ相談に乗っていただいていますし(笑)。洋々のスタッフの方々には心から感謝しています!!!もう、いくらお礼を言っても言い足りません!!

 

これからの受験生へのアドバイス

AO入試って本当にエネルギーがいることだ、ということは振り返ってみても改めて思います。夏休みとか、文字通り「修羅場」といってもいいような状態でした。最も苦しかったのは、自分が今、答えの出ない問題に取り組んでいるかもしれない、という不安が常に付きまとったことです。
AOの準備の中で考えることというのは、1+1=2、のように簡単に答えが出るものではありません。考えて、調べて、また考えての繰り返しで、でも光は見えてこなくてよく唸っていました。ただ、洋々では毎回授業で的確なアドバイスをいただけるので、疑問を残しっぱなし、ということはなく、無事全ての問題を解決できたので本当に助かりました。

それから、AO入試は、たとえどんなに頑張ったとしても、自分ではどうにもならないことがどうしても残る、ということです。よく言われているように、AO入試というのはお見合いみたいなもので、こちらが最善を尽くしてもどうしても結果の部分は相手(大学)に大きく依存することになります。全力を出したとしても受かるかどうかわからないものに立ち向かうことは、本当に勇気が要ることでした。

私自身はAO入試にチャレンジして本当によかったと思います。すごく楽しかった。もちろん大変なこともありましたが、それ以上に得るものが多かった。得たものは色々ありますが、一番大きいものは、今の自分はどんな人間でこれから何をやりたいかを真剣に考えることで、自分の方向性や、自分にとっての大学の意味を見つけることが出来たということです。受験の時は世の中の流れに沿って死ぬ気で勉強して、開放を求めて大学に行く、という受験生が沢山いると思います。もちろんそういう私も大学に入ったらある程度は遊ぶつもりですが(笑)、ただ遊ぶために大学に行くというのはもったいない事だ、と心から思うようになりました。

これからも、自分のやりたいことを進めていく上できっと新しい問題にたくさんぶつかると思うんですが、それを解決するときに、AOで身につけた能力や物事に取り組む姿勢が、ますます大きな力を発揮してくれるんじゃないか、と思っています。

AO入試を受験する、というのは大変な面もたくさんあります。ですが、チャレンジして無意味に終わる、ということはいろんな意味で、絶対にありえない、と言えます。少なくとも、受験のチャンスは2倍に増えますし。もしAO入試の受験を悩んでいるのなら、まずは誰かにその仕組みをとことん説明してもらった上で考えましょう。まずはきちんと仕組や意義を理解することです。悩んでいるだけではもったいないと思います。

AO入試というのは、「自分が絶対に受かってやる」と思ってはじめて、合格が見えてくるものだと思います。中高時代に学校で役職に就いていた、や、すごい賞を取ったことがある、など、(確かにそういうことが多ければ多いほどプラスにはなるのかもしれませんが)、それだけでは意味がないと思います。やっていた活動から何を得て、何を考え、それが今の自分にどうつながっているのかが問われる場が、AO入試なのだと思います。ですから、大きな大会で何度も賞をとっていてただ履歴書がきれいなだけ、という人よりは、賞はないにしても、日々の生活の中でたくさんの疑問を持って、考えている人のほうが勝率は高まると思います。是非頑張って下さい!

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