AO入試・推薦入試・小論文対策の塾 洋々

多様な「推薦型」入試


拡がりを見せる「推薦型」入試

ところで、AO入試とは、どのような制度なのでしょうか?公募推薦入試や指定校推薦入試と比較しながら以下に略述します。

 

AO入試

「AO」とは、Admissions Officeの略で、AO入試とは、このAdmissions Officeが統括する入学試験、というのが本来の意味ですが、日本では、書類と面接によってその学生の個性、適性、熱意等を見極め合否を判定する入試、という意味で用いられるケースがほとんどです。その意味では、慶應法学部のFIT入試、早稲田建築の創成入試などもこれに当たります。

AO入試の特徴

  • 現役生だけでなく、浪人生も出願可能な大学が多い
  • 一般に、出願時期は早い
  • 学校の成績(評定平均)は問われないことが多い
  • 併願が可能な大学が多い
    ※「入学を確約できる者」という条件が付いている場合であっても、実質的な拘束力はないケースが多い
  • 志望理由書・活動報告書等の出願書類、及び、それらに基づいた面接が重視される
  • 小論文が課されることが多い
  • 大学によっては、学科試験が課されることもある

 

公募推薦入試

大学の要求する成績基準をクリアしている場合にのみ、受験資格が与えられます。試験の内容はAO入試とほぼ同じですが、こちらの方が若干、学科の比重が高くなります。医学部を筆頭に、国公立大学はこちらの形式を採っていることが多いです。上智を始めとする、多くの私立大学も実施しています。

公募推薦入試の特徴

  • 出願は、原則として、現役生のみ
  • 出願は、原則として、11月以降
  • 併願は不可、とする大学が多い (学校長推薦が求められるケースも多い)
  • 志望校が要求する以上の、学校の成績(評定平均)が必要(通常は3.5-4.3程度)
  • 志望理由書等の出願書類、及び、それらに基づいた面接が重視される
  • 小論文が課されることが多い
  • 大学によっては、学科試験が課されることもある

 

指定校推薦入試

従来の、いわゆる「推薦入試」。大学から高校に対して一定の推薦枠が割り当てられ(内容は高校により異なります)、希望者の中から高校が選抜を行います。これをクリアした場合にのみ、受験資格が与えられます。「内部推薦」と呼ばれることもあります。

指定校推薦入試の特長

  • 出願は、原則として、現役生のみ
  • 学校長推薦が求められ、原則として併願は不可
  • 学校の成績(評定平均)が最重視される
  • 面接・小論文等が課される
  • AOや公募推薦に比べ、倍率は低い

 
ここまで述べたのはあくまでも一般的な傾向です。大学によって選考方法は大きく異なる上に、入試制度は年々変化しています。詳細は必ず志望する大学の出願要項で確認するようにしましょう。