AO入試・推薦入試・小論文対策の塾

山田佑樹(慶應総合政策)


洋々のAO入試対策 メンター紹介

メンター略歴

高校生までは競泳に魅了されひたすら泳ぎ、高校を卒業してからはプロのボディパフォーマーとして活動して、好きに過ごしていました。

その後、慶應義塾大学SFCに入学し、デザインという概念や行為について、理論の側面から研究しています。大学では、はじめ二年間はデザイン制作の鍛錬に取り組みますが、「デザインワールド」(cf. Arthur Danto,“The Artworld”)への堪え難い問題意識を持ってしまったために、現在に到るまで「美学」という学問を研究しています。

主な研究テーマは「日常性の美学」という美学の問題意識の範疇で、デザインを取り巻く問題について論ずることです。

自己アピール

AO入試に向けた秘技のようなものを教えたり、よしイベントを一本でも打っておいで等のアドバイスも一切しません。面接官を想定することもしないし、勿論代わりに筆に触ることなど指先もありません。

ただただ、ポートフォリオを作るのみです。ただただ、研究のことを考えるのみです。赦された時間のなかで、ひたすらに対話をしましょう。対話とは、まだ観ぬ宇宙に出逢うことです。

AO入試を志す受験生へのアドバイス

こうした物事を自由に考えるような時間や教育機会と、物質的な豊かさ(あるいは経済的な豊かさ)との繋がりは、現状でも完全には否定することができないだろうと考えています。それは留学も、大学も、洋々塾も同じです。AO入試においてはひと昔前まで「情報的な豊かさ」にも差があると言われていました。これらの問題は学ぶ者それぞれが、各々のステージでクリアする方法を検討しなければならないこととして通じているのですが、しかしだからと言ってAO入試そのものが「都会の人間」の為のものであると決め込んでしまうのは、AO入試というものに十分な批判精神を向けた結論ではないと言わざるを得ないでしょう。

過去や現在に、そのような〈事実〉が多少確認されたかのように思えても、AO入試はなぜ行われる〈べき〉か?という問題をよくよく自分自身で検討すれば、それはあるべき姿から逸脱した状態であるということに気が付くことができます。その後には、自分にとって信じられる姿を徹底できる(信じられない姿を強要されうる可能性を予め拒否できる)という、AO入試の受験者にとっての最たる利点を、ぜひ自覚的に運用して日々を生きましょう。面接官も拒否できれば、受験者も拒否することができる、そうした自由な関係性によってAO入試という入り方はあるのだと理解してはじめて、AO入試は対話であると言えます。

面接官からの恩恵をただ待つAO入試ではなく、対話としてのAO入試に取り組もうとすれば、どのようなときも「どうすれば合格させてもらえるだろうか」ということに集中してしまうような他律的な態度に拘ることなく、自らの想像力に基づいて自分自身で自分自身を律し生きる日々を設計するきっかけを「たかがひとつの入試形式」から学びとることができるように思います。そしてそのようなひとつの探求の経験は、AO入試と自分自身の人生、延いては、大学と自分自身の人生をそれぞれに眼差したときに、どちらが〈目的〉で、どちらが〈手段〉なのかを、深く考える手助けになってくれるだろうと、私は強く思います。