法政大学GIS(グローバル教養学部)自己推薦入学試験(12月入試)について解説しています。一通りお読みいただくことで、出願資格、募集人数、選考スケジュール、選考科目、出願書類の内容など入試の全体像についてご理解いただけます。
※2023年度募集要項参考
目次
法政大学GIS(グローバル教養学部)自己推薦入学試験(12月入試)の概要
GIS(グローバル教養学部)では、すべての授業が原則的に英語で行われます。そのため、自己推薦入学試験(12月入試/4月入学)でも一定の英語能力基準を満たすことが出願の条件となります。選考の過程では、高校での成績や諸活動に加え、GIS設置科目への興味や研究意欲なども考慮されます。
出願にはS基準とA基準が設けられでいます。A基準は出願書類に英語による志望理由書に加え、日本語による志望理由書の提出が必要となり、二次選考で小論文(英語)と面接(英語)が課されます。S基準はよりレベルの高い英語資格要件が求められますが、その分、一次選考の日本語による志望理由書(2000字以内)と二次選考の小論文(英語)が免除されます。
尚、S基準・A基準ともに合格者数を設けておらず、全体で28名の定員としているため、どちらの基準が受かりやすいということはないとされています。
出願方式 | 募集 人数 | 現浪・ 評定要件 | その他要件 | 1次 | 2次 |
---|---|---|---|---|---|
S基準 | 28名 | なし | S基準指定の英語資格*1 出願条件(a)~(g)*2 | 書類 (ただし日本語の志望理由書提出は免除) | 面接(英語) |
A基準 | A基準指定の英語資格*3 国外教育制度に関する該当者は出願条件(a)~(g)*2 | 書類 | 小論文(英語)/ 面接(英語) |
*1 S基準指定の英語資格は以下の通り
a. TOEFL iBT®(Home Edition および Paper Edition を含む)90 点以上かつ Writing スコアが 23 点以上
b. IELTS(Academic Module)(IELTS コンピュータ版を含む)band 6.5 以上かつWriting band が6.0 以上
c. Language A: Literature または Language A: Language and Literature に英語を選択し、IB Diplomaを取得
*2 出願条件(a)~(g) については以下の通り
・日本の教育制度による学校を卒業、もしくは卒業見込の者で、S基準に出願する者
・日本国外の教育制度による学校を卒業、もしくは卒業見込見込の者
・日本の教育制度による学校(日本国内の高等学校や中等教育学校、文部科学大臣が認定する在外教育施設)を卒業、もしくは卒業見込の者でも、日本国外の教育制度による学校・課程に2年以上在籍し、試験実施年の3月以降に日本の教育制度による学校に編入した者
については、以下の(a)~(g)のいずれかを満たす必要があります。
(a) 国際バカロレア(IB)プログラム(日本語 DP を含む)を履修し、Diploma を取得、もしくは取得見込み
(b) GCE Advanced Level 3科目、または GCE Advanced Level 2科目と GCE AdvancedSubsidiary Level 2科目の合計4科目を受験している(見込みを含む)
(c) NCEA (National Certificate of Education Achievement) Level 3 を含む、現地大学への入学要件(UE: University Entrance)を満たしている(見込みを含む)
(d) バカロレア(Baccalauréat)を取得している(見込みを含む)
(e) アビトゥア(Abitur)を取得している(見込みを含む)
(f) ACT を受験している(Writing を含む)
(g) SAT を受験している(SAT Essay 不要)
ただし、S 基準に出願する場合は、SAT スコアが 1400 点以上であること。
*3 A基準指定の英語資格は以下の通り
a. TOEFL iBT®(Home Edition および Paper Edition を含む)80 点以上(Test Dateスコアのみ、MyBestスコアは不可))
b. IELTS(Academic Module)(IELTS コンピュータ版を含む)band 6.0 以上
c. 実用英語技能検定(英検)を過去2年以内に受験し、英検1級に合格
倍率
GIS(グローバル教養学部)自己推薦入学試験の倍率は年度により差はありますが、例年2~3倍前後となっています。2022年度は2.1倍、2021年度は2.0倍でした。
法政大学GIS(グローバル教養学部)自己推薦入学試験 スケジュール
出願:10月中旬
↓
1次発表:10月下旬
↓
2次選考:12月上旬
↓
2次発表:12月中旬
↓
入学:翌年4月
1次選考:書類による審査
1次選考は書類審査です。調査書、志望理由書等をもとに評価されます。
特に重要な書類
【S・A基準共通】英語による志望理由書(500words程度)
以下の内容を含めることが定められています(順不同)
・GIS(グローバル教養学部)を志望する理由
・入学後の抱負
・あなたの「人物」アピール
【A基準のみ】日本語による志望理由書(2,000字以内)
2,000字以内の本文に加え、本文の内容を表す「見出し」を必ず20字程度つけることが必要です。
内容は英語による志望理由書の指示に準じます(英語の志望理由書と同じ内容で構わないとされています)。
※S基準で出願する場合は提出不要です。
2次選考
一次選考通過者には下記の試験が課されます。
【A基準のみ】小論文(英語)
A基準の志願者を対象に、英語による小論文(60分)が実施されます。
大学のホームページの「入学試験要項」に過去問が掲載されています。
【S・A基準共通】面接(英語)
S基準・A基準ともに、英語による面接が実施されます。
洋々の法政大学GIS(グローバル教養学部)自己推薦入試 対策プラン
法政GIS自己推薦においては、自己PRを効果的に行う書類対策および面接対策、またA基準出願者は英語による論述力も重要となります。
洋々では、法政大学GIS(グローバル教養学部)自己推薦入学試験(12月入試)の出願から選考試験までサポートするプランをご用意しております。
出願書類(志望理由書) → 書類 総合コース
面接(英語) → 面接パック
小論文(英語) → 学科実技系講座
まずは無料の個別相談をおすすめしております。お気軽にお問い合わせください。
洋々卒業生「合格者の声」