大学別AO入試・推薦入試情報


「AO入試とは」のところで既述の通り、AO入試・推薦入試は、平成20年度時点で私立大学の約80%、国立大学で約50%、公立大学で約25%にて、採用されていますが、具体的にどのような大学がどのような形で導入しているか、首都圏で受験生の間で最上位の人気を誇る慶應義塾大学と早稲田大学を例にとって、具体的に見ていきたいと思います。

慶應義塾大学のAO入試・推薦入試

慶應義塾大学は、AO入試のパイオニアとして複数の学部にてAO入試を採用しており、全学部の募集人員を合計すると500名を超えます。
また、採用している学部はどれも受験生の間に人気の学部です。

このため、現在は学科試験のみを問われる一般入試以外でも、自己の能力と可能性を探求しアピールするAO入試という新しい試験の形で、人気学部へのチャンスが開けているといえます。

AO入試・推薦入試を採用している学部一覧

学部 試験
形態
選考
科目
募集
人員
総合政策学部 AO入試 <1次>書類選考
<2次>面接
100
環境情報学部 AO入試 <1次>書類選考
<2次>面接
100
法学部 AO入試
(FIT入試)
<1次>書類選考
<2次>論述、グループ討論など
(方式による)
各学科80名
理工学部 AO入試 <1次>書類選考
<2次>面接
最大20名
看護医療学部 AO入試 <1次>書類選考
<2次>面接
若干名
文学部 推薦入試
(自主応募制)
調査書、評価書、総合考査Ⅰ・総合考査Ⅱ
により選考
計120名

※選考科目の他に受験資格の要件が別途あります

早稲田大学のAO入試・推薦入試

早稲田大学では、AO入試、自己入試合わせて約550名程度の募集人員がありました。

早稲田大学では大半の学部がAO入試または自己推薦入試を実施しており、受験生には、科目試験だけを問う一般入試以外にも幅広い受験方法の選択肢が用意されているといえます。

AO入試・推薦入試を採用している学部一覧

学部 試験
形態
選考
科目
募集
人員
政治経済学部 グローバル入試 <1次>書類審査
    論文審査
<2次>面接審査
50
国際教養学部 AO入試 国外選考・9月入学試験:
<1次>書類審査
<2次>面接審査・筆記審査
(※2次はConditional Offer対象者)
国内選考:
書類審査・筆記審査(Critical Writing)
計350名
スポーツ科学部 スポーツ自己推薦 <1次>書類
<2次>小論文・面接
40名
基幹理工学部 AO入試
(創成入試)
<1次>書類
<2次>筆記・面接
25名
教育学部 自己推薦 <1次>書類
<2次>小論文・面接
50名
社会科学部 全国自己推薦 <1次>書類
<2次>小論文・面接
50名
人間科学部 FACT選抜 <1次>書類
<2次>論述・面接
若干名

※選考科目の他に受験資格の要件が別途あります

以上のように、慶應義塾大学や早稲田大学においても、幅広い学部でAO入試・推薦入試が採用されており、現在ではごく限られた一部の大学・学部が採用している試験ではなくなっている、といえます。