第383回:産業別団体戦


今月23日、勤労感謝の日、講道館での産業別団体戦に出場した。この大会では、実業団の柔道部をそれぞれ産業ごとに分類してチームが作られる。例えば「繊維部門」なら旭化成・東レ・クラレの3実業団で1チームである。その他、鉄鋼、運輸、警備など今年は8産業でチームが作られていた。毎試合オーダー変更可能の12人制団体戦である。

ちなみに僕らのチームは、パーク24・日本エースサポート・ダイコロの3実業団で、「サービス・印刷・食品」部門という名前だ。名前から分かるように、一産業で括れない余り産業の寄せ集めチームである。しかも、去年まで東洋水産が同じチームにいたから「食品」があったのだが、今年は東洋水産はこの大会に出場していない。最早、誰も「食品」ではない。何とも愉快な大会である。

 

結果は、僕らのチームの2連覇となった。決勝の相手は昨年同様、旭化成率いる繊維部門で、2-1で勝つことができた。勝因としては、一緒に組んだ日本エースサポートとダイコロが強くて全体的に穴のないチームを作れたこと、と、みんながそれぞれの仕事をしっかりこなし堅実な試合展開を作れたこと、あたりかな。

個人的には、3試合出て1勝2分。引き分け2戦のところは強い相手に無理をせず、とにかく無難に引き分けた。勝った1戦はもっとちゃんと投げなきゃいけないところをグズグズと指導で終わらせてしまった。要するに全体を通じてこの日はクソ面白くない柔道をしてしまった。でもまぁチームが優勝してくれたから、とりあえず良しとしておこう。

 

ちなみに、時期が近く会場が同じだからついつい比べてしまうけれど、早慶戦の半分ほどしか客席は埋まっていなかった。実業団の試合が寂しいのか、早慶戦が凄いのか分からないけれど、良くも悪くも気楽な大会である。違うチーム選手との交流、親睦も大会意義のひとつであるらしいから、目的はちゃんと達成されているようだ。