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慶應義塾女子高校では、一般入試、帰国生入試、推薦入試の3種類の入試を行っています。その中で、推薦入試の概要についてこの記事ではお知らせします。

過去5年間のデータから分かる状況

募集人数は2014年度入試において、それまでの「約10名」から「約20名」に変更されました。それ以降は「約20名」に設定されており一定です。受験者数は100名強~120名程度、合格者は20名強で推移し、倍率は約4.5倍~5倍です。直近の入試である2021年度入試の受験者は122名であり、若干ではありますが増加しました。

出願資格(2021年度入試の情報です)

以下の要件をすべて満たしている者。
ア 2021 年 3 月に中学校を卒業見込の者
イ 慶應義塾女子高等学校を第一志望とする者
ウ 出身中学校長の推薦を受けた者
エ 中学校第 3 学年の評定(五段階評価)が以下の条件をすべて満たしている者
a 9 教科(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語) の評定合計が 42 以上である
b 理科と社会の評定がともに 5 である
c 2 の評定がない
オ 中学校入学から 2020 年 12 月末日までの欠席・遅刻・早退の合計数が 5 以内である者
カ 中学生として諸活動に積極的に取り組んだ者

一定以上の成績が求められるとともに積極的な活動に取り組んできたことを伝える必要があります。
なお、校長先生の推薦状が必要であり、求められる内申点や出欠要件、諸活動での積極性などの出願条件は早慶附属・系属高校の中で比べると、最も厳しいものであると言えます。
さらに、私立高の一般入試では通常対象外とされる理科・社会において評定「5」を求める点も特筆すべきです。

出願書類

出願書類は複数ありますが、考えていることや活動してきたことを文章等にまとめて伝える書類が三つあります。
一つ目は、受験生とその保護者が考えをまとめて作成する「入学志願書」です。二つ目は中学校の先生に作成してもらう「活動報告書」です。三つめは活動報告書と内容を連動させて受験生が作成する「資料貼付用紙」です。
いずれも過去、現在、未来それぞれにおける考えや活動を整理整頓し、提出書類を完成させるまでに仕上げる必要があります。

また、「活動報告書」は校長先生の推薦書や中学校発行の調査書以外に作成をお願いすることになります。学校の先生にお願いをするためには、出願までに十分な余裕をもって受験意思を伝達するとともに、綿密なコミュニケーションがとることが必要となります。

書類内容の精度を高くするためには相応の工夫や準備時間が必要となることが想定されます。
受験をされる方は、できる限り早く準備に着手し、時間を味方につけましょう。また、準備の質を高めるためにも、保護者の方、学校の先生にも力を借りましょう。
さらには、周囲の人ではなく専門家としての「第三者」の力を借りるのも選択肢の一つです。もちろん準備をするのは受験生本人ですが、客観的なプロの目線が大いに準備のヒントになるはずです

より詳しく知りたい方は「慶應義塾女子高校 推薦入試の全体像」(洋々LABO)をぜひご覧になってください。

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