第7回:夏休み♪

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あつーい夏休み。大学生の夏休みはなんやかんやであっという間です。たくさんの出来事の中の1つを紹介するとしたら…ずばりバイトについて!
私は、東京ドームで今シーズンだけですが巨人戦のスタッフとして働いています。東京ドームには幅広いお客さんが毎試合たくさん来ていて、ドームの席はチームカラーで彩られ、何回みてもとても何かこみ上げてくるものがあります。収容人数は55,000人。すごい数ですよね!休日は特に大盛況。お客さんは、関東地方に限らず、新潟、愛知、福島、広島などなど、遠いところからも来ていて、野球が多くの人を惹き付ける力を改めて実感しました。しかし、集客力は野球の試合だけにあるのか…。違いますね。東京ドームにはたくさんの仕掛けがあります。様々なシートに分類することで差別化を図り、いい席ほどVIP感を味わうことができ、普通席のお客さんには、次は1つ上のランクの席をとろうといったワクワク感を与える。また試合前の練習見学ツアーや、入団試験体験など子どもも楽しい仕掛けがたくさん!日によって、様々なグッズの配布もしていて、恒例のオレンジタオルや、福島県や宮崎県など地方の特産品をお土産として配っていたりします。特別賞も用意されていて、旅行券や名酒が当たることも♪また、試合の始めや途中で女の子たちがチアを踊ったり、抽選発表を行うなど、試合の途中でお客さんを飽きさせない工夫もたくさんされているんです。
スタッフを経験したからこそ見えてくる点はたくさんあり、上に書いた工夫がされていることや、様々なお客さんとの直のコミュニケーションの大切さ、また野球の試合一つにこんなに多くの人が関わっているということが自然と見えてくるようになりました。初めて会うお客さんとコミュニケーションをとることは難しいけれど、お客さんが今日どんな気持ちでドームに足を運ばれたのか、何を期待しているのかを読み取り、お客さんの目線で対応する。東京ドームのスタッフはこのような意識を持っている人が多く、だからお客さんも楽しい時間を過ごせるんですね。私はSFCに入ってから、イベントに参加する度にただ楽しむだけではなく、主催者側の目線に立って、集客のためにどのような工夫をしているのか、また人と人との繋がりについて、どのようなコミュニケーションが多人数での一体感を生むのかということについて考えるようになりました。みなさんもいつもとは違う視点から物事を見るとおそらく面白い発見ができるのではないでしょうか。

更新:2012-08-21 慶應義塾大学 総合政策学部 芳金 智子