第9回:京都(1)

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先日大学生になって、初めて友達と2人で京都に旅行へ行ってきました。テーマは「大学生らしい旅」。ところで、大学生らしい…てどういうことだろう?大学生らしい旅といえば、弾丸ツアー、レンタカー、民宿、夜行バス、青春18きっぷ…などを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。時間はかかるし、疲れるし、一瞬めんどくさいように思えるこれらのことが、とても楽しくて有意義に感じられるのは大学生の特権のように思う。この京都旅行の大学生らしいと言えるところは、移動手段のメインが歩きだったことと、民宿に素泊まりしたところである。
一日目は、まず京都駅に着いて、民宿「ゲストハウスぼらぼら」へ向かうために帷子ノ辻(かたびらのつじ)行きのバスを探すところから始まったが、京都のバスは複雑で全然わからず路頭に迷ってしまった(笑)。スマフォを片手にやっとの思いで宿に到着!一泊2500円の宿ということで、どんなにボロい宿が出てくるかと思えば…おしゃれな感じの民家が改装された宿でテンションは急上昇。女将さんもとってもいい方で、金閣寺方面に行きたいということを伝えると、行き方だけでなく、嵐山の方で今日まで提灯祭が行われていることや、嵐山を下った先にある川で鵜飼も見られることを教えてくれた。さっそくもらった地図を頼りに仁和寺、龍安寺、金閣寺を回って、また戻ってそこから嵐山の方へ。右も左もわからない田んぼが広がるまちで、道に迷っておばあさんに助けてもらったり、繭細工のおじさんとお茶を飲みながら楽しく話したり、京都は観光地だからなのかはわからないけれど、温かい人たちで溢れていてとても魅力的なまちだった。民家の合間の道のりを提灯がそっと照らしていたのだが、民家の灯りが提灯の灯りを邪魔しないように、ほとんどついていなかったのが印象深かった。たかが地域の行事されど地域の行事。嵐山の地域の人たちが日頃から助け合って暮らしているようすが伺えた一時だった。そのあと鵜飼を見に川へ向かうと、そこにもまた日本の文化の美しさがあって、真っ暗な世界に燃え上がる炎が自然の美しさを私に教えてくれたような気がした。宿に帰って、近くの銭湯に行き、お決まりの牛乳をいただいて、その日はそのまま布団へ直行。

…この続きは、また来週!

更新:2012-09-09 慶應義塾大学 総合政策学部 芳金 智子