おいしい勉強をする


自身の中学高校時代を振り返るとやるべきことをやるのがあまり得意でなかったように思う。思い返すと反省ばかりなのだが、授業の予習復習をやった覚えはないし、宿題もあまりやらなかった。やれと言われるとやりたくなくなるという天の邪鬼の面があったことも否めないが、ただ単に億劫に感じて敬遠していたところもある。

それでも大学受験を意識するようになってからはやるべきことと自分で納得すれば多少面倒なことでもでもやるようになった。とはいえ、苦行のようなものはできるだけ避けて楽しいと思えることを優先してやるようにした。たとえば、数学の問題を解く場合、同じような問題を解くのであればできるだけシンプルで面白そうな問題を選ぶようにした。問題文が長いとそれを理解するのも億劫だし、短ければ後で思い出すこともできる。英語は読んだり聞いたり音読したりすることはやったがノートをつけることは一切しなかったし英文を読む際は面白そうな文章を選んで読むようにしていた。模試は試合に臨むような感じがするのとその時点での順位が出るのが楽しみで、積極的に受けていた一方で、できなかったところの見直しは面倒に感じてほとんどしなかった。

必ずしも褒められた方法ではないし、本当にやるべきことをこつこつやっていけるのであればそれに越したことはないが、それが難しい場合、次善の策として「おいしい」ところから始める、ということを考えてもいい。日本史の教科書すべてを読んだり覚えたりするのは面倒かもしれないが戦国時代や幕末など興味を持てるところを読むのは楽しめるかもしれない。すべてをやろうとするのではなく、面白いと思ったり、スムーズに進めそうなところからやってみる。興味の持てない縄文時代のことを活性化しない頭で考えている時間よりもわくわくしながら徳川家康がいかに天下を統一したのかを学んでいる時間の方が有効に使えていそうだ。おいしいところをつまんでいくうちにすべてがつながって縄文時代の面白さに気づくところまでいければ理想だが、まずは先のことを考えずに今おいしいと思えるところから始めてみるのもいい。


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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。