宇宙の話


私は小さい頃から宇宙のことを考えるのが好きで今でもたまに宇宙のことを考える。

地球は自転と公転を繰り返す。地球から太陽までは1億5000万キロメートル程度あるが、地球はその周りを1年で1周してしまう。小学生でも知っていることではあるが考える度にその微妙な安定さに感嘆する。今まで40億年以上安定して太陽の周りを回ってきたことを考えると「微妙」と感じる感覚の方が間違っている気もするが、地球の表面の世界しか知らない自分には、三次元の空間の中、太陽からそれほど離れも近づきもせず円運動をし続けていることが不思議なことと感じてしまう。

太陽系だけを考えてもとてつもなく大きくて不思議な世界である感じがするが地球と太陽の間の1億5000万キロメートルという距離は太陽系の属する銀河系全体からみればないに等しいくらい近い。銀河系には数千億個の恒星があるのだ。しかし、その銀河系でさえ、宇宙全体からみると圧倒的に小さい存在だ。銀河系と似たような銀河は宇宙に山ほど存在する。のみならず、宇宙全体は光速より速いスピードで膨張しているという。

今は安定して太陽の周りをまわっているものの、何十億年後かには太陽の温度が上昇したり体積が膨張したりして、地球の安定は失われる。太陽だって永遠ではないのだ。しかし、そんなことも宇宙全体からみると当たり前で小さなことだ。

地球でさえ小さい小さい存在なのにひとりの人間の存在は限りなく小さい。空間的にみても時間的にみてもひとりの人間が起こしうるすべての行為は宇宙全体から見ると無視しうるほど小さい。何をしても許されるということでは決してないが、どんなことでも宇宙規模で考えると大したことがないといえば大したことがない。だからどうっていうこともないのだが自分自身が桁違いに小さな存在でどんなことをしても大勢に影響がないと考えると自分の無力さを感じるとともに何か大きな存在を感じて少し謙虚な気持ちになる。私は宗教心をもたないし、いわゆる神様の存在も信じていないが、宇宙のことを考えるときに感じるものは信仰心を持つ人が神様に対して感じるものに似ているのかなと想像する。たまに自分の視点の位置を変えて宇宙について考えてみることは自分の心の安定のために役立っているのかもしれない。


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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。