起業


最初に起業を意識したのは高校生か大学生になりたての頃だったと思う。ソニーやホンダを生んだ起業家たちの物語を知り、すでに世界的企業になっていたマイクロソフトやアップルが20歳そこそこの若者が立ち上げた会社であることを知り、とてもわくわくしたし、いつか自分も起業してみたい、と強く思うようになった。何よりも仲間と一緒に一生かけて何かを作っていく、ということに魅力を感じた。その後、実際に仲間とともに起業してからだいぶ時間が経つが、今でも自分たちの立ち上げた会社で働くことにやりがいを感じるし日々全力で挑戦できる環境を有難く思う。

諸外国に比べて日本で起業する人の割合は少ない。その理由として起業の環境が整っていないことがよく挙げられる。世界銀行の調査でも環境面から見た日本での起業のしやすさは未だに世界の中で低くランク付けされている。環境のせいなのか、ある調査によれば大学卒業5年後に起業していたいと考えている日本の大学生は9%と同じ調査で世界平均が32%になっているのと比較して著しく低い。ただ、以前は1000万円必要だった株式会社の資本金も今では1円で足りるし、依然と比べて起業しやすい環境は整いつつあるようにも感じる。公証人による定款のチェック等、面倒なプロセスはあるが事業を展開すること自体の大変さに比べれば大したことはない。資金調達しにくい、という面はあるかもしれないが、インターネットが普及したことで低コストでできることが増え、大した資金がなくてもとりあえず始められることが多くなっている。

アメリカや中国で企業がダイナミックに新陳代謝する様子を見ていると社会の発展のためには新しい企業がどんどん出てくることが望ましいように思う。ゼロから新しい会社を立ち上げることで、社会に対して新たな価値を提供できるだけでなく、働く人にとっても従来の枠にとらわれない新しい環境を提供できる。

起業はリスクを伴うものだし、既存の企業に勤めていれば不要なことを強いられる場面も少なくない。これまで信頼と実績を積み上げてきた企業にしかできないビジネスもたくさんある(むしろそっちの方が多い)。なので、すべての人に勧めようとは思わないし、誰も彼もが起業を目指しているような社会がいいかどうかは疑問だ。それでも個人的には新しい会社で新しい価値を世の中に提供してくことに大きなやりがいを感じるし、少なくとも日本ではもう少し起業を目指す人が増えてもいいように思う。


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