2年生から着々と準備を積み重ね、念願の慶應女子高校 推薦入試に見事合格!
「高校生になってからの目標が明確になったのがよかったです。」
U.S.さん
公立中学校
慶應女子高校 推薦入試 合格
合格発表の様子を教えてください。
母と慶應女子高校(以下慶應女子)へ合格発表を見に行きました。自分の番号を見つけたときは本当に嬉しかったです。合格発表までは「番号がなかったらどうしよう」という不安な気持ちでいっぱいでしたが、プレッシャーから解放されて体が軽くなりました。
慶應女子を目指したきっかけを教えてください。
慶應女子の説明会に行ったのが最初です。私は中学受験で志望校に合格できなかったので、高校受験は早めに対策を始めようと、中学1年生のうちからいくつかの高校を見に行っていました。たまたま行った慶應女子の説明会で、OGの方がキラキラしているのが印象的でした。最初は都立も考えていましたが、十月祭にも行き、慶應女子を第一志望にしようと決めました。慶應女子の説明会の日に洋々のチラシをもらい、推薦入試の存在を知りました。そこから洋々の説明会に参加して、推薦の基準などを知りました。
洋々に通い始めたのはいつごろからですか?
中学1年生の10月に説明会に参加して、中学2年生になる前の春休みから数か月に1回くらいのペースで通い始めたのが最初です。最初は母に連れてこられて「なんだろうここは…」という印象でした(笑)。通い始めたころは若干やる気のない中学生という感じだったのですが(笑)担当して下さった講師の先生が、生徒会や海外研修などへのモチベーションを高めてくれました。海外研修も、部活をかなり休まなくてはいけなくなるため、最初はあまり乗り気ではなかったのですが、先生がポジティブな捉え方をしてくれていて、話しているうちに行きたいという気持ちに変わっていきました。その経験が入試書類にもつながっていったので今は行動をしてよかったと思っています。授業の度に前向きになっていくことに母が驚いていました。中学2年生の後半にはその他の課外活動にも自ら参加したいといえるようになりました。
書類の対策はどのようにすすめましたか?
何かひとつ大きな実績があるわけではないのですが、様々な活動をしてきたなかで積極的に行動してきたことをアピールできればと思いました。志望理由としては将来の夢を軸に志望理由や高校に入ってからやりたいことを考えていきました。夢といっても、当初はその実現に向けて具体的に何をしたらよいのかがわからなかったのですが、先生と話すうちに具体性が増してきて、最後は願書に書ききれないほどになりました。最初のころは書けなかったのですが、授業を通じて10回以上アップデートしていく中で書けるようになりました。
面接対策はどのようにすすめましたか?
新聞を毎日読んで、その中の1記事について意見をまとめることを勧められてそれを続けてきました。自分のなかで時事問題のストックが増えて、様々な見方をもつことができました。面接本番でもその経験が役立ちました。洋々の面接サポートはひとつひとつに深く踏み込んで聞いてくるので、これまで自分がそこまで考えてなかったなということを感じました。サポートのあとはそれを家に持ち帰って、どうやって答えようかと考えていました。
適性検査の対策はどのように進めましたか?
適性検査の最後の問題である作文がけっこう重いのですが、毎回先生との議論のなかで自分の意見を深め、どうすれば自分の言いたい事が伝わるのかを考えていました。最初は書けなかった作文も最後はスラスラ書けるようになりました。本番では時間をかけずに書けたので、他の問題に時間をかけられました。
試験当日はいかがでしたか?
緊張はしていたのですが、先生の「三田にすべてをおいてこい」という言葉を思い出して、当日は堂々と受けられました。洋々の面接サポートでは質問ひとつにしても突っ込んで聞いてこられたので、それが体にしみ込んでいて、本番は楽に感じました。
推薦入試を経験してどうでしたか?
学力だけではなく、活動を含め総合的に評価してくれるのがよかったと思います。今までも漠然とした夢はあったのですが、具体的にどういうことをしたいとか、そのために高校でなにをしたいとか、そういったことを考える機会を推薦対策は与えてくれ、それがとても良い経験になったと感じています。将来を真剣に考えたことで、明確なビジョンが見えたので、やりたいことがたくさんできて高校生になってからの目標が明確になったのがよかったです。
今後受ける受験生へのアドバイスはありますか?
特別な実績がなくても、その高校に入りたいという気持ちと、すべての提出書類に愛情をかけると、高校の先生にその気持ちが届くと思います。実績ばかりをみているのではなく、話し方やどのような考えをもっているのかを見ていると思います。そのためには「新聞を読むのがすごく好き」や「本を読むのがすごく好き」など、自分の愛情を持てる部分、自分の強みがひとつあると良いと思います。
ありがとうございました。U.S.さんのこれからのご活躍を、洋々一同、心からお祈りしています!