本番の最後の瞬間まで自分にできることをやり抜き、慶應志木高自己推薦に見事合格!
「合否を超えた時間を貰った、と感謝しています。」
K.H.さん
埼玉県 公立中学校
慶應義塾志木高校 自己推薦入試 合格
合格発表の時の様子を教えてください。
1次の発表は行くことができなかったのですが、2次発表は母と一緒に自分で見に行きました。2次本番は反省も多かったので、番号見つけた時は、「あ、あるんだ」と逆にびっくりしました。母もとても喜んでくれました。
2次選考はいかがでしたか?
まず面接資料では、課されたお題には、自分なりに答え、全ての質問には答えはしましたが、全部に自信があったわけではありませんでした。
集団面接は、まず自己紹介を一人ずつ行った上で、グループ討論に移りました。自己紹介は私が最初で、言うべきことは言ったつもりでしたが、他の人の紹介を聞いて不安が募ってしまいました(苦笑)。自己紹介はもう少し作り込んでおけたかもしれません。グループ討論は、挙手を求める形で行われるのですが、最初に意見を言おうと思っていたのですが出遅れて最後になってしまいましたが、自分のできることはやったつもりです。
最後の個人面接は、出願書類と面接資料に基づいて、様々な角度から聞かれました。一つの質問をどんどん深く聞いてくる先生もいらした一方、割とあっさりと進む場面もあって、合否の感触は分かりませんでした。
志木高の自己推薦を受験しようと考えたのはいつ頃ですか?
中3の10月ごろです。それまでは公立高校を第一志望にしていたのですが、志木高を知るうちに惹かれるようになり、直前でしたけれど受験を決めました。もし自己推薦がうまくいかなくても、一般入試も受験するつもりでした。
どのように準備を進めましたか?
受験を決め、定期試験のめどがついた11月から、洋々のプロと一緒に準備を進めました。面接練習については、中学校の先生にも何回かやって頂きました。
洋々のサポートは力になれましたか?
とても良かったです。洋々のサポートはプロとのディスカッションを重ねるのですが、プロの方が「私の言ったことはあくまでも私の意見、君自分で取捨選択せよ」とおっしゃったのがとても新鮮でした。実際、押し付けられるのではなく、投げかけられた質問に答えているうちに、ぼんやりしていた自分の考えが整理されていきました。やり取りを通じて明確になった自分の考えが、ずっと頭にこびりついている感じでした。だから本番の面接も、普段から考えていることを話せばいいという姿勢で臨めました。
洋々には自己推薦入試をサポートしてもらうために入塾しましたが、振り返ると、受験という目的がなかったとしても、「社会で活躍している大人」と触れ合える貴重な場でした。合否を超えた時間を貰った、と感謝しています。
最後に、これから高校の推薦入試を受験しようと考えている方にアドバイスをお願いします。
終わった時も、自分では合格を確信できていたわけではありません。ですから、本番では最後の最後まであきらめずに自分のできることを精一杯やって頂きたいと思います。例えば、書類は字を丁寧に書く、面接は姿勢よく、を心掛けました。できることを疎かにせず、精一杯やることも大切だと思います。それが合否に直結しているかは分かりませんが、僕から見ても、姿勢が悪い人は目につきました。小さなことにも気を抜かずに、最大限の敬意を払っていって欲しい。
また、中学生として頑張ってきたことを1つでも持つことが大事です。中学の時に、誇れること、自信を持ってこれはやってきた、ということを何か1つでも持つよう心がけるといいと思います。それが自分の支えになります。頑張って下さい!
有り難うございました。K.H.さんの今後のご活躍を、洋々一同、心よりお祈り申し上げます。