都立青山高校 2023年度推薦入試:定員と配点の変更
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都立高校2023年入試の詳細が発表されましたが、その中で都立青山高校(以下、青山高校)の推薦入試の定員が増加することと当日行われる試験の配点が変更されることが発表されました。
この記事では青山高校の推薦入試の変更点についてお伝えします。
変更点① 推薦入試定員の倍増
直近の2022年度入試まで、青山高校の推薦入試の定員は全募集人数の「10%」でした。しかし、今回の発表つまり2023年度入試ではその枠が「20%」になりました。
都立の中で難関国公立大学への進学を主に目指す「進学指導重点校」であり、人気の高い青山高校は例年この「10%」の枠に大勢の志願者が集まり、高い倍率の入試が続いていました。
その数字は男子が6倍程度、女子が10倍弱、合計で8倍程度で推移していました。
今回募集枠が10%から「20%」に増えたということは、単純に捉えれば定員が倍増したということです。
志望している受験生にとっては合格の門戸が広がったと言えます。
参照:令和5年度入学者選抜実施方法一覧「普通教育を主とする学科」
青山高校の学校説明会
青山高校は入試の変更について、10月以降の学校説明会にて説明すると発表しています。
事情が許せば、是非参加し情報の収集に努めたいところです。
学校説明会の日程
・10月8日土曜日1400~
・11月5日土曜日1400~
・12月3日土曜日1400~
※いずれも事前の予約(抽選制)が必要です
変更点② 配点:小論文点の増加
もう一つの変更点は試験当日に行われる小論文の配点が従来の400点から500点に増えた点です。
青山高校の推薦入試 概要
まず青山高校の推薦入試の概要ですが、調査書点(内申点)と個人面接点と小論文点の3つの観点で選抜が行われています。
(※従来行われていた「集団討論」は2023年度入試では実施されません)
配点の変更 詳細
続いて詳細を見ていきます。
数字の左が「2023年度入試」、右が2022年度入試です。
(2023) (2022)
・調査書点(内申点):450点 ←450点
・個人面接点: 100点 ←100点
・小論文点: 500点 ←400点
・合計: 1050点 ←950点満点
上記の通り3つの観点の内、小論文点だけ配点が増えました。
ここから分かることは、小論文点の比重が全体の50%弱を占めるようになったということです。
元々青山高校の小論文点は全体の約40%を占めていましたがさらにその重みを増したことになります。
ここに個人面接点も加味すると60%弱の比重となります。
同時に調査書点(内申点)の比重を見てみると47%(2022年度)から42%まで下がりました。
これら、選抜全体における比重から分かることは、小論文や個人面接という試験会場で行われる種目の、当日のパフォーマンスが合否を大きく左右するということです。
もしかすると都立の推薦入試は「内申点で決まってしまう」というイメージがあるかもしれませんが、決してそうではなく十分に準備を行えば、合格の可能性を高めることができると言えるのです。
秋の気配も近づいてきた時期ですが、時間を味方につけて前持った準備をしていきたいところです。
なお、青山高校の小論文試験についてまとめた記事がありますのでよろしければご覧ください。
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