2023年度推薦型入試振り返り:立教新座高校
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この記事では2023年度の推薦型入試において、立教新座高校(以下、立教新座)について振り返ります。
日差しが徐々に暖かくなる中、これから中学卒業後の具体的な進路を考える皆さんにとっては準備をし始める時期になってきました。直近の推薦型入試の振り返りを通じて、どのような準備をしていくべきか。その素材を集め、ご自身と照らし合わせながら良き進路選択につなげていきましょう。
2023年度入試 振り返り
数字からの視点
まずは入試データに基づき数字の視点からお伝えします。
なお以下の数字は項目別に「受験者数→1次合格者数→最終合格数 倍率」を示しています。
・2021年度
42名→22名→22名 1.90倍
・2022年度
40名→22名→22名 1.81倍
・2023年度
35名→24名→23名 1.45倍
立教新座の推薦入試は1倍台で推移していますが、2023年度は過去3年間で一番低い倍率でした。
入試形式について
試験場での選考を振り返る前に入試形式を確認します。
・形式:1次選考が書類審査、2次選考が面接による2段階選抜
・出願(郵送)期間:12月25日日曜日~1月6日金曜日(必着)
・試験日:1月22日日曜日
※日程はいずれも2023年度入試のものです。
※入学検定料については1次、2次の2回に分けて設定されています。
1次選考 書類審査からの視点
立教新座の出願書類は複数ありますが、その中核をなすのが「志望理由書」です。
分量はA4版1枚です。
質問は3つあり、
「本校への志望理由を具体的に記してください。」、
「中学校3年間で特に印象に残ったことについて、具体的に記してください。」、
「本校入学後に取り組みたい事柄について、学業面及び課外活動において具体的に記入してください。」
という内容です。
出願資格で課外活動・学外活動の実績を問われていることから、活動に関する記述は特に丁寧に行う必要があります。
2次選考 面接からの視点
志望理由書、活動報告書を中心に質問がされます。
課外活動については収めてきた実績を出すまでの過程について詳しく問われます。
また高校入学後の展望については、活動について、勉強についてそれぞれ問われています。
さらにはそれぞれの回答に対して、質問が続けられることがあります。
出願書類では自分が取り組んできた活動から見出したことや将来の展望について余すことなく、密度を高く記していくことが求められます。
また面接も総合的な力を問う性質を持っており、提出書類の準備から入念な準備が求められると考えられます。
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