2024年度推薦型入試振り返り:早稲田実業学校高等部
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この記事では2024年度の推薦型入試において、早稲田実業学校高等部(以下、早実)について振り返ります。
日差しが徐々に暖かくなる中、これから中学卒業後の具体的な進路を考える皆さんにとっては準備をし始める時期になってきました。直近の推薦型入試の振り返りを通じて、どのような準備をしていくべきか。その素材を集め、ご自身と照らし合わせながら良き進路選択につなげていきましょう。
2024年度入試 振り返り
数字からの視点
まずは入試データに基づき数字の視点からお伝えします。
合格者数/受験者数 倍率(カッコ内は入試年度)
・60名/132名 2.20倍(2020)
・60名/100名 1.66倍(2021)
・49名/118名 2.40倍(2022)
・40名/113名 2.82倍(2023)
・40名/101名 2.52倍(2024)
※受験者数は男女の数字を合計しています。
早実の推薦入試はスポーツ分野・文化分野において優秀な能力と実績を持つ生徒を対象とするという方針を示していますが、そのような前提がありながらも2024年度入試は依然として高い倍率となりました。
入試形式について
試験場での選考を振り返る前に入試形式を確認します。
・形式:出願書類、課題作文、面接による1段階選抜
・出願(郵送)期間:1月15日月曜日~1月16日火曜日(必着)
・試験日:1月22日月曜日
※日程はいずれも2024年度入試のものです。
なお、出願に際しては「活動実績資格相談会」への参加が必須条件となっています。
課題作文からの視点
課題作文では、例年提示された資料に基づく・経験を踏まえて述べる等の条件が指定されている印象がありますが、今年度はあるべき社会の構築のための小さな行動に関する設問でした。
ただし、設問の難易度と記述量に対して短いと思わされる制限時間の中で充実した内容を記述するためには入念な準備が必要だと言えます。
面接からの視点
受験生それぞれで内容は異なりますが、スポーツ分野・文化分野において優秀な能力と実績を持つ生徒を対象としているため質問も「実績」に関連する内容が多いと言えます。
さらにその「実績」から受験生の総合的な力を問うという側面もあり、こちらも課題作文と同様に入念な準備が求められると考えられます。
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