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6月下旬、明治大学附属明治高校(以下、明大明治高)では塾対象の学校説明会が開催されました。このレポートでは、説明会の様子をダイジェストでお伝えします。

説明会内容

学校長挨拶

最初は校長先生からのお話がありました。
「第一級の人物たれ」を合言葉に人格の陶冶をすることを明大明治高では大切にしています。
明治大学への推薦入学は大学への推薦基準を満たせば、希望する第一志望の学部へ行かれるので同級生との競争を意識せずにいられます。自分の描いた計画を進めやすい環境と言えるでしょう。
また在学中の授業は文理横断的なカリキュラム編成が意識されています。高校2年次まで文系・理系の選択はなく3年次に選択はしますが、文系・理系双方の教科を学ぶ機会があります。全教科で高いレベルの授業が行われています。
英語の学習では多読が重視されています。5000~7000wordsの作品を中心に読みますが、その効果は、英語のテキストや研究論文を読むことの多い大学での学習において特に感じられるそうです。
基礎学力の養成を行いつつ、高水準の英語力を身に付けることを通じて、中等教育から高等教育への橋渡しを行う学校です。
また明治大学との高大連携の取り組みが盛んです。
高校在学中に大学の先生の授業を受けたり、大学での実際の授業を受講したりすることができます。また大学での授業は無事に必要とされる水準を満たすことができれば、大学入学後にその単位は正式に卒業単位として認められます。
さらには、法曹になるための勉強や、公認会計士になるための勉強に取り組むこともできます。

明治の教育について

続いて、明大明治高の教育について教頭先生からお話がありました。
ほとんどの生徒が明治大学への推薦入学をしますが、そのための十分な勉強をすることとなります。
1,2年生は全科目が必修ですが、社会に出てからの基礎教養を身につけることが目的です。2年生修了時に文系・理系の希望を選択した後に、3年生での変更はしない方針です。
商業高校ではない学校ですが、簿記の授業に参加できることは特徴と言えそうです。
明治大学への推薦基準は英語の資格試験や校内での成績に求められます。また、明治大学に推薦される権利を保持したまま、他大学を受験することも一定の条件が付きますが可能です。
内部推薦は生徒の第一志望を大切にしており、推薦枠だけで見るとその数は生徒数より多いです。一部に志望者の多い学部もありますが、大学側の判断で推薦枠が広がることもあるそうです。つまり、極力生徒の第一志望をかなえられる方針が貫かれているということです。

入試について

最後に2024年度入試の振り返りがありました。
一般入試についてですが、早稲田・慶應の附属校や都立のいわゆる難関校を第一志望とする受験生の受験が増えています。
また推薦入試と一般入試の両方を受験した場合、一般入試において優遇措置があります。

推薦入試についてですが、選考においては面接が重視されており、総合的な観点から受験生の力が確かめられています。

所感と2025年度推薦入試に向けて

所感

基礎学力が重要であり、明治大学入学後の応用的な学習の効果を最大限に高める要因は基礎学力であるという考えが明大明治高の授業の根底にあります。
さらには高い水準で英語運用能力を身に付けることで社会に有為な人材の育成を行っていく高校であるという印象を受けた説明会でした。

2025年度推薦入試に向けて

明大明治高の推薦入試は適性検査と面接を合わせて選考が行われます。そこで、簡単にそれぞれの内容を確認することにします。

適性検査

適性検査は国語・数学・英語の3教科であり、それぞれ50点満点、40分間で行われます。

面接

面接は受験生1名に対して面接官2名で10分間程度行う形が2回行われるのが例年の形式です。面接では、中学校の活動や高校入学後を含めた将来の展望までを含めて、複眼的に問われる傾向にあります。

自己PRカード

また出願時に作成する書類の中心となるのが自己PRカードです。
明大明治高の推薦入試は出願資格が4つに分かれているので、受験生の出願資格に沿った自己PRカードの書式を用いて作成、出願することになります。
「志望理由」と「入学後に取り組みたいこと」は共通の質問項目となっていますが、残りの2つが異なります。
面接試験との関連が強い書類ですので、自分の出願資格に対応した用紙を使ってしっかりと自分の考えを表現しましょう。

上記を踏まえて総合的な選考が行われますが、合否判定の手順について資料を以て説明がありました。
その手順ですが、まず適性検査の得点を加味しながら、面接の評価が高い順から合格者の一部が先に決められます。
そして、それ以外の合格者が適性検査の得点に基づいて決められるというものです。
この合否判定の手順を踏まえると、適性検査においては確実な得点ができるように基礎学力とスピード感のある解答ができるようにしておく必要があると言えます。
また、面接の比重も大きいことから受験生の将来への展望を明確に持つこととその展望が明大明治高とどのように重なるのか説明できるようにすることが大切です。面接官の先生は様々な視点から受験生の考えを確かめるので重層的に、多面的に自分自身の考えを捉えておき言葉に置き換えらえるようにしておきましょう。

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