【2018年版】 慶應志木高校 学校説明会レポート
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2018年11月3日に開催された慶應志木高校学校説明会レポートです。
当日参加できなかった方はぜひご参考にしてください。
校長挨拶
商学部の大学教員を兼務(三田)
慶應義塾は「一貫教育校」という表現を用いる。「付属高校」ではない
大学教員として三田(大学)で接する志木高校卒業生の印象
1)のびのびと自由闊達
2)しなやか、折れない心を持っている
3)自分に自信を持っている…いろいろなことにチャレンジをしやすい環境が志木にはあり、チャレンジをすることで自尊心が高められる。
志木は少人数教育なのでディスカッションや発表なども盛んにおこなわれる
4)リーダーシップ…自分から名乗りを上げるというよりも、周りから「あいつはリーダーだ」とみなされてリーダーになるようなタイプ
生徒会長挨拶
志木高校の特徴
ユニークで自由度の高い授業が多い
受験対策をしないので、授業はひとつの文学作品を1年かけて学ぶなど、時間をかけて教養を育てるなど
自由な校風
自律性を重んじる反面、自由に伴う責任も大切にする。先生が生徒に対して信頼を置いている。
主事からの説明
志木高の生徒数は1学年250名程度、全校生徒750名前後。塾高の1/3のスケール。
志木高校への入学形態3種類について
1.自己推薦入試
面接では「中学生として何を意識して学生生活を過ごしてきたか」は間違いなく訊かれる。
志木高入学後も「志木高生としてどう過ごすか」を常に問われ続けるし、進学時には「なぜこの学部に進学をするのか」ということとも向き合わなくてはならないため、入学の時点でこの問いについてある程度自分で考えをまとめてあることが重要。
面接はグループ面接を含む。
2.一般帰国生入試
難易度は特に変化なし。各科目での足切り(失格最低点)は設けていないので、得意科目をひたすら伸ばして他科目を捨てるという戦略もあり。
3.内部進学
内部進学生は毎年20名前後。「外部性が内部生のカルチャーに馴染めるだろか」という質問は多いが、むしろ外部生がカルチャーを作っていく。
特色
①② 一貫教育校は一度入ってしまえば「慶應に入るための入試」をスキップできるのが最大の魅力。3年間を通じた成績を見て、それが慶應義塾に入るに値するかどうかを進学時には精査するが、ハードルは高くない。
③ 教員数は日吉の1/2 。教育における指導の仕方でマンモス校である塾高とは差がある。「常に考える」を重視するため、試験はあまり多くなく、レポートが非常に多いのが特徴。教員側もひとつひとつに対して丁寧にフィードバックを返す。
また、収穫祭(文化祭)のすべての展示には教員が何らかの形で関わるなど、学生に主体性を任せながらもサポート体制は万全。
④ 24言語を授業として準備(選択制)。「スワヒリ語ってこんな書き方をするんだ」ということを普段の生活から当たり前のように知れる環境が大きなメリットと考えている。
⑤ 課外活動。強制はないが、9割以上が自主的に所属。東京ドーム2個分のキャンパスのなかで、硬式野球場やラグビー場、サッカーコートやテニスコートをそれぞれが単独で使えるため、運動部は非常に専念しやすい環境。高校で部活を頑張りたい人には非常に良い。
⑥ 割愛
⑦ 部活動で足を捻挫した生徒が出たとき、その生徒が所属するクラスが4階にあったため、1階にあるクラスと教室ごと丸々入れ替えてしまうなど。学校ぐるみで柔軟な対応をおこない生徒をサポートする。
志木高の特徴と自分(や自分の子ども)の特性が合っているかどうかを見極めた上で受験を検討してほしい。
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