早稲田大学高等学院・自己推薦入試の出願書類(その2)
こんにちは。洋々のテリーです。
だんだん空の色がおかしくなってきましたね。今回は早高院の出願書類の中の、「活動記録報告書」および「資料添付用紙」を見てまいります。
活動記録報告書は、一言でいうと「自分の活動の足跡を、客観的な証拠を添えて説明する」ことが求められます。活動記録報告書の本体には以下の記入欄があります。
1.学内外での活動記録:学校内、生徒会、学校外、その他の4項目について、期間・内容・役職・担当部門・ポジション・レギュラーか否かなどを記入
2.活動成績:活動の成績を開催年月日順に記入
3.上記以外の特筆すべき活動記録:1及び2で記入されていないそれ以外の活動の記録について記入
4.資格等:中学入学以降に取得した資格があればこの欄に記入
5.担任総合所見:これは担任の先生に記入してもらうものです。担任の先生および校長先生の捺印が必要です
これらを本体に記入した上で、「2.活動成績」・「3.上記以外の特筆すべき活動」・「4.資格等」について、「資料添付用紙」で証明する、という形式になっています。募集要項には資料添付用紙は1枚だけ添付されていますが、資料が多い場合はコピーをとって必要なだけ添付することができます。
「実績とか活動だけを書けばいいだけじゃん」と考え、また次回以降紹介する「出願者調書」の記入量の多さに目を奪われて、活動記録報告書の準備は後回しにしがちです。ですが、この活動記録報告書も工夫のしどころは多々あります。正確な大会名、活動の中で自分がどのような貢献をしてきたかを、これまでの自分のバックグラウンドを全く知らない「赤の他人」にも、その重みを正確に理解してもらえるように書く、というのは案外難しい作業ですし、それをより正しく・的確に証明する資料を準備するのも結構時間も手間もかかります。後で慌てないように、中学校の先生にお願いすべきことはあらかじめお願いしつつ、後で出願書類に盛り込む可能性のある資料は気づいたらとっておくなど、段取り良く準備を進めましょう。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。