慶応義塾志木高校・自己推薦入試:全体像
皆さんこんにちは!洋々のテリーです。
今日も気持ちいい空ですね。そろそろ期末試験も終わった中3生も多いのではないでしょうか。評定が出たらすぐに準備に取り掛かれるよう、抜かりなく情報収集して下さいね。
今日から早慶附属・係属高の推薦型入試第2弾、慶応義塾志木高校(志木高)の自己推薦入試の解説に移りたいと思います。慶応義塾高校(塾高)ではなく敢えての志木高です。
志木高は早慶附属・係属高の推薦型入試の中でも、早稲田本庄と並んでもっとも出願締め切りが早い入試(出願締切日:1/6(月)必着)です。また、準備しなければならない書類のボリュームも多いため、解説を急がねばならない、と思ったからです。以下に、2014年度の志木高の自己推薦入試の全体像を整理しました。
<慶応志木高・推薦型入試の全体像>
名称:自己推薦入試
方式:二段階選抜
募集人員:男子40名
出願資格:
・現中3
・第一志望
・第3学年最新の評定合計38以上
・3年間の欠席合計30日以内
・学校内外で、中学生として充実した諸活動を行い、それを入学志願書によって示すことのできる者
校長推薦:不要
選考科目:出願書類、面接資料、集団面接、個人面接
倍率(2013年度):3.4倍(1次倍率1.8倍、2次倍率1.9倍)
早慶附属・係属高の推薦型入試の中で、例年もっとも高い倍率となるのがこの志木高の自己推薦入試です。募集人員が40名である上に、出願条件が比較的厳しくないため、多くの受験生に門戸が開かれているためでしょう。
志木高の自己推薦入試は、早高院と異なり書類選考で絞り込む二段階選抜の形式をとっています。ですので、まずは書類選考に通過できるか、という点が最大の焦点になります。この出願書類が早高院と並んでボリュームが多くなっているのも志木高の特徴です。年明けすぐに出願が締め切られるので、遅くとも年内には出願書類は完成させておきたいところです。
また2次選考も激戦で、ここでも2人から1人に絞られます。面接1本だった早高院と異なり選考科目も盛りだくさんで、面接資料の作成、グループ面接、個人面接とほぼ丸1日かけてじっくりと受験生の特性を見極められるものとなっています。こちらについてもしっかりと準備しておきましょう。
2014年度入試は、前年度の制度をそのまま踏襲した形になっており、目立った変更点はありません。ただ、今年から自己推薦入試に関する志木高への問い合わせに制限がかけられました。これまで問い合わせ日時には特に指定がありませんでしたが、本年度から以下のように問い合わせを受け付ける日時が定められました。
●慶応志木校・自己推薦入試に関する問い合わせ対応時間
・2013(平成25)年11月27日(水)から12月18日(水)までの水曜日、金曜日に限る
・時間:15:30~18:00
・お問い合わせ先: 慶應義塾志木高等学校「自己推薦入試係」
即ち、問い合わせができるのは、11/27(水)・11/29(金)・12/4(水)・12/6(金)・12/11(水)・12/13(金)・12/18(水)の7日間の夕方だけ、となっています。直前に気付いて質問しようとしてもできなくなりましたので、出来るだけ早く全体像をつかみ、何をどのように準備するのかのイメージを持つようにしましょう。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。