早稲田大学本庄高等学院・α選抜:採りたい人物像
おはようございます。洋々のテリーです。
12月に入りましたが、いまだに道端の銀杏並木が美しいですね。季節の狭間は両方の季節を感じられて得した気分です。
さて、今回は本庄がα選抜でどんな人材を採ろうとしているのか、について考えたいと思います。他の学校の処でも述べていますが、推薦型入試もあくまでも「入試」です。入試であるからには、必ず合否を判断する基準があり、その基準と照らして自分を磨く余地があるはずです。その意味で入試はゲーム。ゲームに勝つためにも、ゲームのルールを自分なりに理解しておきましょう。
本庄・α選抜の募集要項には以下のように書かれています。
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●早稲田本庄・α選抜募集要項より
優れた学力・体力を有し、かつ意欲的で努力を惜しまない、そして何よりもまず、強く早稲田大学への進学を志す生徒諸君を受け入れるものです。
文化・芸術の分野であれ、スポーツの分野であれ、例えば語学においてでも数学においてでも、一つのことに打ち込み、粘り強く努力を続け、何らかの成果を得た者には、そこに至る過程で身につけた無形の「何か」があるはずです。本学院では、この「何か」を重んじたいと思います。
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ここで書かれていることから、本庄が重視しているのは実績そのものよりも、そこから何を得たのか、ということが読み取れます。「無形の『何か』」という本庄独特な言い回しで書いていますが、この「何か」を「α」と読み替え、「α」を持っている人を採ろうというのが、この本庄がα選抜に込めた想いでしょう。
当然、出願の条件を満たしていることが受験の条件ですが、他校の早慶附属・係属高の推薦型入試と同様、単に実績だけを評価する入試ではありません。課せられた様々な出願書類、一人ひとりじっくりと見極められる面接を通じて、あなただけの「何か」を明確に分かって貰えるように、徹底的に自分を深く掘り下げ、それを一人でも多くの人に伝わる形で表現できるよう、しっかりと準備していきたいところです。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。