慶応義塾女子高校・推薦入試:出願書類(その3)活動報告書
こんばんは。洋々のテリーです。
今日の首都圏は冷え込みましたが、皆さんお変わりありませんか。私はこの時期になると、決まってディケンズの「クリスマルキャロル」が読みたくなり、山下達郎の「クリスマスイブ」を聞きまくりたくなります。そうです、ベタです。
さて、女子高・推薦入試の出願書類の解説を続けます。今回は「活動報告書」です。この「活動報告書」は、募集要項における出願資格(カ)を満たしていることが分かるように、志願者の活動を最も詳しく知っている先生に書いて頂く必要があります。
2013年度まで、女子高・推薦入試では出願条件として「部活動」「生徒会活動」「学業」における積極性や顕著な実績が求められていたため、それぞれについて報告を異なる方に書いて頂く必要がありました。しかしこの2014年度から「中学生として諸活動に積極的に取組んだもの」という表現に一本化されたことを受けて、活動報告書の記述欄も一本化され、一人の先生に書いて頂けば良いようになりました。細かいようですが、これによって準備の段取りは非常にやり易くなりました。慌ただしい年末年始の時期に、3人の先生に会社の「稟議」のような形で順番に書いて頂くことは、場合によっては結構大変な作業になることもありましたので、一人の先生にだけお願いすればよくなった点は、受験する側にとってはメリットとなるでしょう。
一方で、複数の活動がある場合でも一人の先生に書いて頂かなければならなくなった、とも言えます。先生が直接見て下さってくれていたもの以外の活動も含めて、志願者がどのような活動を行ってきたか、そのうちどれがアピールとなると考えているかを、あらかじめ共有しておきたいものです。また、活動を証明する資料を貼付する「資料貼付用紙」は自分で準備する必要があります。活動報告書と証明資料の整合性はもちろん、書類全体を通じた一貫性にも注意しながら、書いて頂く先生と、志願者の自己認識をすり合わせながら準備を進めていきましょう。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。