明治大学付属明治高校・推薦入試2018:全体像
こんばんは。洋々のテリーです。
さて今回は、明治大学付属明治高校(明大明治)の推薦入試の全体像のおさらいです。明大明治の推薦入試は、要項上は指定校推薦と合わせて約40名を募集する、となっています。が、明大明治が公開している過去の合格者数を見ても、指定校推薦以外で35‐40名前後の合格者を出していることから、大多数が指定校推薦ではなく、同じ競争条件の下で戦っていると考えていいと思います。
名称:推薦入試
方式:一段階選抜
募集人員:男女合わせて約40名(指定校推薦含む)
出願資格(概要)
・現中3
・第一志望とし、合格した場合は入学を確約できる者
・中学3年間の欠席日数が15日以内
・次のいずれかを満たしているもの
-中3次の成績が9教科で38以上。かつ5教科(国者数理英)が22以上、かつ9教科いずれにも2以下がない
-中3次の成績が9教科で36以上、かつ5教科が20以上、かつ9教科いずれにも2がない者で、次のいずれかの分野で特に顕著な活躍をした者
-生徒会活動:生徒会長1期以上、生徒会副会長を2期以上
-運動関係:都道府県退会ベスト8以上もしくは全国・関東大会でレギュラー
-文化関係:都道府県レベル以上のコンテスト等で入賞以上
出願方法:郵送のみ
校長推薦:必要
選考科目:出願書類、適性検査(国語、英語(リスニング含む)、数学)、面接
実質倍率(2017年度):2.2倍(男子2.3倍、女子2.2倍)
若干条件が複雑に見えますが、持っていて欲しい学力の最低ラインとして成績条件を定め、活動実績を持っている人は、その基準を少し下げています。が、こうした基準だけでなく、出願時には自己PRシートの提出を求められること、面接も複数回課されることから、明大明治の推薦入試は単なる「勉強ができる人」を採るための入試ではないことは明らかでしょう。課された選考項目すべてを使って、「あの子ではなく私・僕」と思ってもらえる準備をして頂きたいと思います。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。