早稲田実業学校・推薦入試2018:出願書類(その2)活動実績証明書
こんにちは。洋々のテリーです。
一足先に行われる、大学の推薦型入試も間もなく終わりを迎えようとしています。これが終わると、いよいよ高校入試の季節が始まります。
さて、今回は早実・推薦入試の出願書類の解説です。今回は早実の出願書類の中でも中核と言えるべき「活動実績証明書」について見ていきましょう。
早実・推薦入試の活動実績証明書は、「スポーツ分野用」と「文化分野用」の2種類があり、志願者がこれまで行ってきた活動分野によって提出する書類が異なります。
●スポーツ分野用の記入項目
・氏名・性別・生年月日・現住所・入学後の居住予定地
・体力測定の記録
・活動実績
-入学後の本校での活動クラブ名
-出場大会、主催者、開催年月、大会規模、成績・記録(優先順位をつけて3つまで)
-特記事項
●文化分野用の記入項目
・氏名・性別・生年月日・入学後の居住予定地
・活動実績
-入学後の本校での活動クラブ名
-出場大会、主催者、開催年月、大会規模、成績・記録(優先順位をつけて3つまで)
-特記事項
スポーツ分野用には、「体力測定の記録」を記入する欄があるほかは、どちらの分野も同じ項目となっています。が、文化分野用の「特記事項」が、「体力測定の記録」の欄がない分広くなっています。
ここでは、高い実績を持つ方々の場合、記入する大会としてどれを選ぶべきなのかという点が非常に悩ましいことと思います。最も高い評価を得た大会はもちろん書くべきですが、たとえ評価自体は振るわなくともそれぞれの競技で重みのある大会に出場したことが分かる、という観点でも考えたいところです。出場した大会が多数ある方は、これまで指導して頂いた監督や先生と相談しながら、記入する大会を慎重に選びましょう。
また、より工夫をしたいのは特記事項の欄です。この欄は早実・推薦入試の出願書類の中で、志願者が自分で文章を記入できる数少ない欄です。空欄にするのは余りにももったいないと思います。成績・記録は無機質になりがちですが、そういった記録に表れないことで、早実に確実に知っておいて欲しいことをしっかりと記入したいところです。
また、「記入して終わり」ではなく、これらの記載事項に誤りがないことを証明するために校長先生の公印を押して頂いて完成、となりますので、事務処理の予定を把握したうえで、早め早めに準備していきたいところです。
早実・推薦入試の出願書類は活動実績を表現することが主眼であることから、多くの人が「出せてよかった」で終わっている印象があります。ですが早実・推薦入試は単なる一芸入試ではありません。募集要項に、「学業及び活動分野の技能を活かし、全人格を成長させる意志のある生徒」であることを、実績だけでなく、作文・面接を通じて早実に理解してもらわなければなりません。大学入試改革の影響を避ける動き、清宮選手の活躍などで、ますます注目度が高まっている早実・推薦入試の激戦を勝ち抜くためにも、受験するからにはできる準備をしっかりして臨みたいところです。私たち洋々では、出願書類から作文、面接まで、早実・推薦入試で課されるすべてをマンツーマンで準備する講座をご用意しています。また、無料の個別相談も随時行っております。早実・推薦入試を受験される方はぜひお問合せ下さい(電話:03-6433-5130、メール:you2_info@you2.jp)。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。