慶應義塾女子高校・推薦入試2018:適性検査
こんばんは。洋々のテリーです。
この時期、それぞれの建学の精神を改めて振り返る機会が多々あるのですが、その精神に触れたり、その意味を考えたりするにつれ、明治維新前後に活躍した創設者たちの凄さを再認識させられます。慶應は1858年、早稲田は1882年が創立年とされ、いずれも創立から百数十年以上が経過していますが、今なおその理念の輝きが色あせることはありません。私達も100年、1000年先まで続く仕事がしたい、と心の底から思います。
さて、今回は女子高・推薦入試の適性検査について解説して参ります。
女子高・推薦入試の受験を考えている方にとって、この適性検査が一番とらえどころがなく、また不安に感じる選考科目ではないでしょうか。女子高が推薦入試を始めたのは2008年度からですから、導入されてからまだ10年分しかサンプルがない上に、女子高自身が適性検査の内容については一切情報を公開していません。また、受験者が非常に限られ周囲に経験者がなかなか見つけられないこと、試験問題も当日に回収されてしまい、ほとんど情報が出回っていないことがことさらに不安を募らせます。
これまで女子高の適性検査は、90分の試験時間の中で3つの大問が与えられる形式で行われてきました。いわゆる「五科総合問題」であり、科目の試験という顔をしていません。大きなテーマに沿って文章・図・表・グラフ、様々な形で資料が与えられ、そのテーマの中で、英語の力を試すものがあったり数学的思考力を試すものがあったり社会の知識を問うような問題が混在しています。問題は原則として記述式ですが、単純な知識を問うような問題から言葉の理解を問うような論述式の問題、英文で答えを求められるものまで、様々です。
即ち、「英語の時間です」「数学の時間です」「社会の時間です」といった顔をしていなくても、英数国社理で培った力を総動員して問題を考え、アウトプットに結び付けられるかどうかが問われていると言えるでしょう。学科単体の学力だけではなく、複合的かつ現実的な問題に、素早く適用できる力を磨いておきましょう。また、単に「五科が同じ問題に含まれるだけ」と考えてはいけません。通常、一般入試ではほとんど問われることのない「自分の意見」を問われる点にも注意が必要です。
私たち洋々では、女子高・推薦入試の適性検査の過去の出題傾向から独自に作ったオリジナルの類題を用いて準備する適性検査対策講座はもちろん、出願書類、面接まで、女子高・推薦入試で課されるすべてをマンツーマンで鍛え抜く講座をご用意しています。一般入試の準備も佳境に入る中、推薦入試の準備は効率よく進める必要があります。また、無料の個別相談も随時行っております。限られた時間を使って、少しでも他の受験生との差別化をはかりたい、とお考えの方はぜひお問合せ下さい(電話:03-6433-5130、メール:you2_info@you2.jp)。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。