慶應義塾高校・推薦入試2018:個人面接
こんばんは。
修学旅行で、消灯時間を過ぎたあとに夜更かしをするワクワクは大人になってからはめっきり減りますね。禁じられるとやりたくなるのは人の性ですが、その一線を越えなくなるのが大人になった証なのかもしれません。健康診断前の絶食を破りたい誘惑に、今のところ勝っている大人な洋々テリーです。
今回は、塾高・推薦入試の個人面接です。塾高の推薦入試は2段階選抜の形で行われますが、個人面接は先日紹介した集団討論とともに、2次選考の1項目として実施されます。塾高・推薦入試では例年、出願者数に関わらず1次選考で60名に絞り込まれてきました。2次選考ではさらにここから40名に絞り込まれます。即ち3人から2人に絞り込まれるイメージです。
これまで、個人面接は、受験生1人に先生2人が付き、15分程度のものが1回行われてきました。他の早慶と同様、あるいはそれ以上に、塾高の個人面接は、「形式ばる」ことのない非常に本質的な面接が行われています。一見その場で思いついたような質問をされた人もいますし、たった15分かそこらの面接で、大小含めて30以上もの質問を投げかけられた受験生もいます。このことからも、いわゆる「口頭諮問」のような形で受験生を試そうとしているのではなく、いかに受験生とコミュニケーションを取り、その人物をつかみ取ろうとしているかが読み取れます。
ちなみに、2次選考に進む人数は多くの場合60名ぴったりなのですが、66名が2次選考に進む年もあります。大した違いではないではないか、と思われるかもしれませんが、2次に進んだ人が1割増えた、というのは受験生にとってはそれなりに大きな影響があると思います。これは、書類だけでは甲乙つけがたい人がかなりいて、彼らを書類だけで選別するのではなく面接をしてしっかりと見極めようとの思惑が働いたため、と考えられます。その際に、2次選考の集団討論(通常は6名1グループ)も意識して1次通過者数を増やすこともあるのでしょう。なお、2013年度の場合、試験当日はこの66名を3つの時間帯に分けて、2次選考が行われました。
最終的な合格を勝ち取れるか、において非常に大きな意味を持つこの「個人面接」。2次選考では個人面接の評価で、合格と不合格が分かれると言ってもよいかもしれません。付け焼刃の準備ではなく、また、独りよがりの準備でもなく、出来る限り準備の段階から客観的に評価を貰える環境で、しっかりと準備してください。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。