早慶・MARCH附属/系属高 推薦入試2018の振り返り
こんばんは。
先ほど東京でも桜の開花宣言が出て、平年より1週間以上早く桜の季節がやって参りました。春ですね。1月から始まっていた高校入試も、3月半ばを迎えてほぼ終息です。受験生の皆さんは、4月からはそれぞれの新たなステージで、ぜひ頑張って頂きたいと思います。
さて、早慶・MARCHの推薦入試の結果が、一部学校で出ておりますので、今回はその数値をなぞりながら、早慶・MARCHの推薦入試2018を振り返りたいと思います。
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【2018年度・推薦型入試の結果】(カッコ内は2017年度)
・慶應義塾志木高
-出願者数:167名(147名、+20名)
-合格者数:42名(45名)
-最終倍率:4.0倍(3.3倍)
・慶應義塾女子高
-出願者数:110名(104名、+6名)
-合格者数:25名(24名)
-最終倍率:4.4倍(4.3倍)
・早実
-出願者数:男子89名(87名、+2名)、女子51名(30名、+21名)
-合格者数:男子38名(43名、▲5名)、女子16名(11名、+5名)
-最終倍率:男子2.3倍(2.0倍)、女子3.2倍(2.7倍)
・青学高等部
-出願者数:男子72名(67名、+5名)、女子126名(123名、+3名)
-合格者数:男子34名(34名、±0名)、女子40名(40名、±0名)
-最終倍率:男子2.1倍(2.0倍)、女子3.2倍(3.1倍)
・立教新座
-出願者数:48名(41名、+7名)
-合格者数:26名(23名、+3名)
-最終倍率:1.8倍(1.9倍)
・法政高
-出願者数:男女計141名(84名、+57名)
-合格者数:40名(40名、±0名)
-最終倍率:3.5倍(2.1倍)
※速報値では、男女の内訳は開示されなかったため、合計値を記載
・明大明治
-出願者数:男子52名(50名、+2名)、女子72名(43名、+29名)
-合格者数:男子20名(22名、▲2名)、女子20名(20名、±0名)
-最終倍率:男子2.6倍(2.3倍)、女子3.6倍(2.2倍)
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早大学院、早大本庄、塾高、SFC高等部については、まだ結果が発表されていませんので掲載しておりませんが、発表されているところの志願者数を見ると、「男子は微増」、「女子はところにより大幅増」と言ったところでしょうか。この4月に高校に入学される方たちから、新しい大学入試制度が導入されるということもあり、私立の高大一貫校の人気が高まるのではないか、と予想していましたが、蓋を開けてみれば特に男子はほとんど変わらなかった印象です。一方で女子は、慶應女子高、青学高等部はほぼ変わらなかったのに対し、早実、明大明治は出願者を大きく増やしました。来る大学入試改革を、女子の方が慎重に受け止めた結果、と言えるかもしれません。なお、速報値としての開示で男女の内訳を示していませんが、受験者数を大きく伸ばした法政高校でも同様のことが起こったのではないかと推測します。
まもなく始まる新年度、皆さんぜひいいスタートを切って下さい。特に新たに中学3年生になられる方は、新学年のスタートであるとともに、受験年度の始まりでもあります。学校生活を濃く味わうのはもちろんですが、より良い進路選択ができるよう、しっかりと情報収集をし、出来る準備を少しずつはじめていきましょう。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。