慶応義塾女子高校・推薦入試2017:全体像
おはようございます!
次は慶応義塾女子高校(女子高)の推薦入試です。過去の説明会で、推薦入試への意気込みを先生方が隠そうとしなかったように、女子高はこの推薦入試に並々ならぬ期待を寄せています。また、募集要項の最初にも「慶應女子高にとって、生徒はまさに「宝」」とあり、女子高は生徒こそが女子高の「価値の核」と位置付けています。その女子高はどのように「宝さがし」をしているのでしょうか。全国でも文字通り選りすぐりの女子が集う、女子高・推薦入試の2017年度の概要は次の通りです。
名称:推薦入試
方式:一段階選抜
募集人員:女子20名
出願資格:
・現中3
・第一志望
・学校長の推薦を受けたもの
・評定については以下の全てを満たしているもの
-第3学年の9教科の評定合計が42以上
-理科と社会の評定がともに5
-2の評定がない
・中学入学時から2013年12月末までの欠席・遅刻・早退の合計数が5以内
・中学生として諸活動に積極的に取組んだもの
校長推薦:必要
選考科目:出願書類、適性検査、個人面接
倍率(2016年度):4.8倍
2013年度に出願条件の緩和、募集人員の倍増を行ったとはいえ、なお出願条件はかなり厳しいものとも言えます。高い全体評定をはじめとして、理科・社会ともに5であること、さらにほとんど休むことなく学校に出席していることも求められています。他の早慶附属・係属高でも出席の条件は課されていますが、他校の場合は普通に通っていれば多くの人がクリアできる位の水準です。しかし女子高の場合は「3年間で5日以内」しか欠席が認められません。しかもこれに遅刻・早退までカウントされるのは早慶附属・係属高の中でも女子高だけです。さらに当日筆記試験が課されるとともに、全員を面接することで、単なる外形要件だけでなく、一人一人の人物を多面的にじっくり見極めよう、という意図が感じられます。
倍率は依然として5倍近くとハイレベルな競争が続いています。ですが、どうしても女子高に入りたいと思っていて、出願資格を満たしている人は、見かけの倍率にひるむことなく、ぜひチャレンジして頂きたいと思います。そしてそのチャンスを活かしきるためにも、「準備してもしすぎることはない」という意識で万全の態勢で挑んでいただきたいと思います。
洋々では、女子高・推薦入試を受験される方に向けた個別相談を、随時行っております。推薦入試の受験を考えていらっしゃる方は、お気軽にお電話頂ければと思います(03-6433-5130)。
洋々ではプロフェッショナルによる無料の個別相談を承っております。
個別相談申込ページからご予約いただくか、
電話またはメールにてご連絡ください。
電話:03-6433-5130(平日1400-2100、土1000-1900。水日祝休み。)
Eメール:you2_info@you2.jp
お気軽にご相談ください。
人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。