早稲田大学高等学院・自己推薦入試:採りたい人物像
こんばんは。洋々のテリーです。
書きたいこと、書かないといけないことが沢山ありすぎるので今日もガンガン参ります。
さて、今回は早高院が自己推薦入試で採りたいと考えている人物像についてです。出願書類にしても面接にしても準備の指針となるものですので、常に意識をする必要があります。
募集要項にはその大切なヒントがしっかりと書かれています。
●早高院・自己推薦入試募集要項より
「では、自己推薦入試ではどのような生徒に来てもらいたいと考えているか。次のいずれかに該当するような生徒です。
1)学問・勉学を大切に思い、日々の勉学において自己の進歩や新たな発見に喜びを見いだせる生徒。
2)自ら興味の対象を持ち、それに打ち込み、学業との両立に積極的に取り組むことのできる生徒。
3)グループ活動に進んで参加してリーダーシップを発揮できる生徒。」
早高院は自己推薦入試を通して、このような学生を採りたいと考えているのです。そして、膨大な出願書類と長時間の個人面接によって早高院が求める人を見極めようとしているのです。裏を返すと、入試のプロセスを通じて受験生は、「自分こそ、早高院が求めている人物である」というメッセージを早高院に分かってもらわなければならない、ということになります。
もちろん、募集要項に書かれた言葉をそのままなぞっても意味がありません。例えば初対面の人に、「私は優しいから信じてください」といくら声高に叫んでも、「あーこの人イタいですね」「うさんくさいね」と思われるのがオチですよね。自己推薦入試も同じです。書類を読む先生方も面接の相手をして下さる先生方も、受験生のバックグラウンドを何も知らない「赤の他人」です。この「赤の他人」に、いかに自分を信じてもらえるだけの材料を伝えられるか、が勝負のカギです。どうしたら「自分こそ、早高院が求めている人物である」と感じてもらうことができるか、を徹底的に考え抜きましょう。
自分のことを考えることは案外難しいものです。学校の先生や両親はもちろんですが、場合によってはあえて自分のことを知らない第三者のフィードバックを受けられると、より効率よく効果的に自分を見つめることができます。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。