慶応義塾女子高校・推薦入試2017:採りたい人物像
こんにちは。
11月も早くも終盤。いつの間に外苑のイチョウも色づいてきました。忙しい受験生だからこそ、日常の風景や空気に季節感を感じる余裕を持ちたいですね。洋々のテリーです。
続いて、女子高が推薦入試でどのような人材を採ろうとしているかについて考えたいと思います。一般入試と比べると導入後まだ日が浅く、受験者も限られるため、ただでさえ情報が少ない女子高の推薦入試です。やみくもに準備を進めてしまいがちですが、しっかりと今から臨む「ゲームのルール」に思いを巡らせて準備を進めたいものです。
女子高・推薦入試の募集要項には以下のように書かれています。
●女子高・推薦入試募集要項2017・「受験生へのメッセージ」より
中学校を卒業したばかりの多くの生徒たちは、いわば原石です。それぞれ無限の可能性を秘めています。原石は、磨くことによって輝く宝石となります。
(中略)
慶應女子高で、自分を磨き、輝かせたいと強く思っている皆さんを、一人でも多く受け入れるために、この推薦入試の制度ははじめられました。自分の可能性を信じて努力を惜しまない強さ、失敗をおそれることなく笑顔で困難を乗り越えていく逞しさ、友人の能力を認めてその出会いを大切に出来る心の寛さ、自分のことだけではなく他者を思いやることが出来る優しさ、世の中や未来を見つめることが出来る聡明さ…それらを持っている人、また持ちたいと心から願う人を、慶應女子高は求めています。
皆さんの持つ宝石は、いったい何色なのでしょうか。どのような形で、どのような輝きを放つのでしょうか。慶応女子高に入学して、その光で本校を彩って貰いたいと願っています。
ここに書かれているように、女子高は、高い志を持ち、今目の前のことに全力で取り組み、周りの生徒との関わり合いの中で刺激を与え合えるような人を求めていると言えるでしょう。高い評定や厳しい出席の条件、2013年度までの活動に関する細かな条件設定もまさに、こうした側面を見ようとしているものと捉えられます。さらに当日の試験で課される面接と適性検査は、書面ではわからない人間的な力や思考力、単なる暗記ではなく様々な知識を関連づけて捉えることができるか、を測るため、と考えると納得がいきます。
女子高の説明会や十月祭(かんなさい)に行かれた方は分かると思いますが、女子高は自主闊達の気風に満ち溢れた学校です。この女子高の自由な雰囲気を活用しつくして、21世紀の世界を見渡して自分という軸を打ち立てられるような人を求めているのだと感じます。
女子高・推薦入試を受験しようとしている人は、単に実績を掲げるのではなく、自分の歩んできた道のり全てに、どのような意味を見出すか、とういことを克明に女子高に伝えられるよう、徹底的に自分を見つめ、全力でできる準備を進めましょう。
2016年のアメリカ大統領選では、残念ながらヒラリー・クリントン氏も「ガラスの天井」を打ち破ることはできませんでしたが、21世紀はますます女子が活躍する時代になる方向は変わりません。女子高からもその先導者たちがたくさん出るでしょう。女子高を受験する方たちはぜひ21世紀のリーダーたる気概と志を胸に、しなやかに挑んで頂きたいと思います。
私たち洋々では、出願書類から適性検査、面接まで、女子高・推薦入試で課されるすべてをマンツーマンで鍛え抜く講座をご用意しています。また、無料の個別相談も随時行っております。5倍の激戦の中で一歩でも抜きんでたい、とお考えの方はお気軽にお問合せいただければと思います(電話:03-6433-5130、メール:you2_info@you2.jp)。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。