慶応義塾高校・推薦入試:部活動によるスカウティングの重み
こんにちは。洋々のテリーです。
昨日更新できなかった分、今日はさらに書きます!
今回は、部活動によるスカウティングの重みについて考えたいと思います。
塾高は部活動が非常に盛んであり、野球や空手、サッカー(ソッカー)やラグビーをはじめとして、かなり沢山の部が全国大会に出場していたり、全国大会を狙える位置にいます。文化部ではクイズ研究会が先の高校生クイズ選手権で優勝したことも記憶に新しいところです。
こうしたことから、特に一部運動部では、より質の高い選手を獲得するために、彼らが目にした選手の中から「これは」と思う選手には盛んに推薦入試の紹介や、準備の応援を行っているようです。
受験生の中には、声をかけられた時点で舞い上がってしまう人もいるかもしれません。しかし、塾高・推薦入試はスポーツの実績だけで合否を決める入試では決してありません。世の中にはスポーツの実績で合否を決めるスポーツ推薦のような制度を持つ学校がありますが、塾高・推薦入試はそれとはまったく異なるものと考えていいでしょう。私達洋々は大学も含めてこれまで多数の推薦型入試で慶応義塾を目指す受験生を応援してきましたが、その経験からも、慶応義塾の推薦型入試はかなり「ガチ」で選考が行われている印象があります。実際、部活から声をかけられても合格できない人も沢山います。
最近では声をかける運動部でも、「声をかけてはいるが、合否とは関係ない」ことをしっかりと伝えるようになっている印象がありますが、受験生にはこの点を十分すぎるほど意識してほしいところです。声をかけられることはそれだけ実績的には高いものを持っている証ですから大いに誇りに思ってよいのですし、「実績」の部分ではプラスの評価が貰えている証左、と捉えることもいいでしょう。しかし、塾高・推薦入試はそれ以外の面も「総合的に評価される」ものです。「部から声を掛けられたことと合否とは別」ということを肝に銘じて、ひたむきに、しっかりと準備をして頂きたいと思います。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。