慶応義塾高校・推薦入試:出願書類(その3)活動記録報告書
皆さんこんにちは。洋々テリーです。
昨日から12月に入り、2013年カウントダウンが始まりましたね。今日を入れて残り30日、有意義に過ごしましょう。
さて学校説明会の訪問記を挟みましたが、再び塾高・推薦入試の制度の解説に戻りましょう。今日は、「活動記録報告書」とその証明書類についてです。
活動記録報告書は、これまでの活動の足跡をしるしたものです。A4サイズの紙1枚を使って、以下の2点を記入することになります。
(1)学内外での活動記録
(2)活動成績
「学内外での活動記録」の欄は、学校内と学校外で別の欄が設けられており、それぞれについて、「所属団体(クラブ名)」「活動期間」「ポジション・担当部門・役職」を記入することができるようになっています。それなりにゆとりあるスペースになっていますので、単に単語を列挙するだけではない使い方を考えておきたいところです。
また、2つ目の「活動成績」については、開催年月日順に、「出場大会名/コンクール名など」「主催団体」「活動成績・記録など」を書いていくものです。この際、ここに記入できるのは原則として「中学校入学以降のもの」だけとなります。また、「活動成績」の一番右の列には「証明書類番号」を記入する列が設けられておりが、貼付する資料との対応をここで示すことになります。
「活動記録の証明書類を貼付」する場合は、所定の台紙を用いて行うことになります。出願書類の中に、「活動記録証明書類貼付用紙(1枚目)」「同(2枚目)」という台紙が計2枚あり、この用紙を使うことになっています。また、貼りきれない場合の指示も用紙に記載してありますので、資料が多い人は良く読むようにしましょう。
なお、貼付書類の有無にかかわらず、この2枚も出願時には提出するよう求めていますので、貼付書類がない方も注意してください。
塾高・推薦入試は、様々な分野で高い実績を上げてきた人が挑みます。彼らを向こうに回して、どうしたら塾高が自分を選んでくれるかを、全ての出願書類の作成を通じて考える必要があります。この活動記録報告書でも同様です。特に、表現の自由度が高いスペースには、単に事実を列挙するだけではなく、それがどのような重みを持つのかを共有できる工夫をしましょう。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。