早稲田大学本庄高等学院・α選抜の全体像
こんにちは!洋々テリーです。
今日もガンガン参りましょう。
さて、今回から早稲田大学本庄高等学院(本庄)のα選抜について解説していきます。慶応女子や早実、どこから書くべきか非常に悩みましたが、出願時期が近いので、本庄のα選抜の解説を急ぎます。
本庄のα選抜は、志木高と並んでもっとも出願締切が早い入試(出願締切:1/7(火)必着)です。また、準備しなければいけない書類もそれなりにある上に、校長印の押印など含めて学校の先生にお願いしなければならないこともありますので、慌ただしい2学期末・年末の時期を段取り良く使う必要があります。以下に2014年度の本庄・α選抜の全体像を整理しました。
名称:α選抜
方式:二段階選抜
募集人員:男子55名、女子20名、合計75名
主な出願資格:
・現中3
・第一志望
・中1から中3・2学期までの9教科の5段階の評定合計115以上
・3年間の欠席合計30日未満
・上記を満たした上で、次のいずれかに該当する者
(ア) 学校内外の活動等を通じ、文化・芸術・スポーツなどの分野において都道府県以上の大会またはコンクール等で、個人もしくは集団の一員として、特に優れた成績をあげた 。
(イ) 資格試験・技能試験等で優れた成績・評価を得た。
(ウ) 学業において総合的に極めて優秀であり、学校内外で積極的な諸活動を行った。
校長推薦:不要
選考科目:出願書類、個人面接
倍率(2013年度):
全体2.5倍(1次倍率2.0倍、2次倍率1.2倍)
男子1.8倍(1次倍率1.6倍、2次倍率1.1倍)
女子3.8倍(1次倍率2.8倍、2次倍率1.4倍)
今年から女子の募集枠が5名増え、20名となった点が、大きな変更点となっています。
本庄のα選抜も2段階選抜の形式を取っており、またその倍率をみても、1次を通過できるかどうか、が最大の論点となります。1次で半分に絞られ、2次は「ほとんど落ちない」ように見えるからです。一方で、2次は2次で違った意味で侮れません。あまり考えたくありませんが、10人に1人しか落ちない面接で、落ちてしまった場合の精神的なダメージは、ある意味、半分に絞り込まれる面接以上に大きなものとなることがあります。見かけの倍率に惑わされず、後悔を残さないよう、書類も面接もできることをできる限り準備して挑んで頂きたいと思います。
また、早慶の附属・係属高の推薦入試の特徴の一つが、「女高男低」というものがあります。もちろん男子も非常に優秀な人材が集まりますし、その倍率も都立高校の入試と比べると低いとはとても言えません。が、もともと早慶附属・係属高に女子の募集枠自体が少ないことによって、早慶の附属・係属高における女子の競争環境は非常に苛烈なものになっています。本庄のα選抜でも、最終倍率で比較しても男子1.8倍に対して女子は3.8倍となっています。女子は男子以上に、この狭き門をいかに勝ち抜くかを考え、使えるものは最大限使って、しっかりと準備をして頂きたいと思います。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。