310名。

これは、早慶の附属・係属高校のうち、高校で広く募集を行っている6つの高校（塾高・志木高・女子高・早大学院・本庄・早実）の推薦型入試での募集人員の合計です（2013年度）。この数字には、内部進学や指定校推薦、帰国生枠は入っていません。この6校の一般入試の募集人員はあわせて1,170名でしたので（2013年度）、一般入試の募集枠の3割弱の受験生が推薦型入試で早慶に進学していることになります。数字の上で多数派ではありませんが、もはや「一部の特別な人のための入試」ではありません。

早慶に限らず、今の高校入試は、保護者の方が経験してきたものと大きく様相が変わってきています。公立高校の学区がなくなっただけでなく、一般入試、推薦入試、自己推薦入試、α選抜、AO入試など、入試形態も多様になっています。しかし、一般入試以外の入試については、情報量の少なさからいまだに多くの誤解を持たれているのも事実です。「我が子には関係のない話」と端から諦めている方も多くいらっしゃるように見受けられます。

2006年の創業以来、私たち洋々は、AO・推薦入試のプロ集団として、多くの大学受験生が早慶をはじめとするトップスクールの合格を勝ち取るお手伝いをしてきました。
2011年には高校推薦対策講座を開講しました。大学入試で磨いた知見を高校入試に移植し、初年度から何人もの受講生が早慶の推薦入試にて合格を勝ち取ってくれました。開講して3年になりましたが、既に慶應義塾高校、慶應義塾志木高校、慶應義塾女子高校、早稲田高等学院、早稲田本庄高等学院、早稲田シンガポール、慶應NY校といった早慶附属・係属校のAO・推薦入試で多くの受講生が合格を勝ち取ってくれています。ここ1年は、早慶以外の上位私立高校を狙う方をサポートさせて頂く機会も増えてきました。

このブログでは、早慶をはじめとするトップ私立高校の推薦型入試の情報を提供していきます。中学生の皆さんが、一般入試だけではなく幅広く選択肢を持ち、進むべき進路に進むことの力に少しでもなれれば、と切に願っています。