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洋々LABO(高校受験) > 高校推薦入試 > 慶應系列高校 > 2022年度推薦型入試振り返り:慶應義塾湘南藤沢高等部

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この記事では2022年度の推薦型入試において、慶應義塾湘南藤沢高等部(以下、SFC高)の「全国枠」について振り返ります。
春の気配が高まる中、これから中学卒業後の具体的な進路を考える皆さんにとっては準備をし始める時期になってきました。直近の推薦型入試の振り返りを通じて、どのような準備をしていくべきか。その素材を集め、ご自身と照らし合わせながら良き進路選択につなげていきましょう。

2022年度入試 振り返り

数字からの視点

まずは入試データに基づき数字の視点からお伝えします。

なお以下の数字は項目別に「出願者数→1次合格者数→最終合格者数 倍率」を示しています。

・2022年度
40(男子16/女子24)名→16名→10名 4.00倍

SFC高の募集定員は、横浜初等部1期生の進学に伴い2022年度入試から変更(縮小)されています。それに伴い「全国枠」の募集は若干名となっていますが、高い倍率を記録しました。

入試形式について

各選考を振り返る前に入試形式を確認します。

・形式:1次選考は書類審査、2次選考は面接の形をとる2段階選抜
※なお、入試形式も2022年度入試から変更されています

・出願(郵送)期間:2022年1月19日水曜日~2022年1月24日月曜日(必着)
・2次選考試験日:2月12日土曜日
※日程はいずれも2022年度入試のものです。

1次選考:書類審査からの視点

出願資格において、成績基準は9教科で40以上(国語・数学・英語は4以上)という比較的高い設定である上に記述すべき書類の量が多いことが特徴です。
「入学志願書」で約300字、「志望理由書」で1000字、「活動報告書」では項目ごとに異なる内容を問われますが合わせて1000字を超える設定です。これらを合計すると慶應・早稲田の附属校や系属校の中でも最も記述量の多い書類であると言えます。
(慶應義塾には附属校という位置づけはありませんが便宜上一般的な表現を用いています。)
そして当然ながら、書類の内容と質が重要となります。「志望理由書」では高校で取り組みたいことを中心に述べることになります。また「活動報告書」では4つの観点から活動の説明および活動から見出されることの記述が求められます。

2次選考:面接からの視点

1次選考の合格者が臨むことになります。
形式的な質問ではなく提出書類を元にして多面的により詳しく質問がなされる印象です。さらには社会時事や社会問題を意識した質問なども組み込まれて思考力や知識の量、洞察力も問われているようです。

2023年度入試に向けて

最初のハードルとなる書類審査ですが、大きな記述量に対して余すことなく自身の考えや気持ち、中学生活で学び得たこと、高校で取り組みたいことや将来の展望を述べることになります。
また面接は自分自身の考えを相手に理解される表現で説明することは元より、総合的な力が求められます。
短期間で間に合わせる準備ではなく、提出書類の準備から入念な準備が重要となると言えます。

さらに、2023入試では出願条件にて求められる成績基準が上がることが発表されました。
(詳細はこちら
中学校の成績の重要性が高まっていますので、念頭において日々の学習に取り組むことができると良いでしょう。

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