2022年度推薦型入試振り返り：明治大学付属明治高校
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この記事では2022年度の推薦型入試において、明治大学付属明治高校（以下、明大明治）について振り返ります。
春の気配が高まる中、これから中学卒業後の具体的な進路を考える皆さんにとっては準備をし始める時期になってきました。直近の推薦型入試の振り返りを通じて、どのような準備をしていくべきか。その素材を集め、ご自身と照らし合わせながら良き進路選択につなげていきましょう。
2022年度入試 振り返り
数字からの視点
まずは入試データに基づき数字の視点からお伝えします。
なお以下の数字は項目別に「合格者数／受験者数 倍率」を示しています。
・2019年度
31名／116名 3.74倍
・2020年度
38名／95名 2.50倍
・2021年度
33名／105名 3.18倍
・2022年度
36名／87名 2.42倍
明大明治の2022年度入試の倍率はここ数年で、最も低い数字を記録しました。
なお、上記数字は男女を合わせてありますが選考は男女別で結果が発表されます。
入試形式について
試験場での選考を振り返る前に入試形式を確認します。
・形式：出願書類、適性検査、面接による1段階選抜
・出願期間（窓口提出のみ）：
1月15日土曜日0900～1100／1300～1530
1月17日月曜日0900～1100／1300～1530
・試験日：1月22日土曜日
※日程はいずれも2022年度入試のものです。
適性検査からの視点
明大明治の適性検査は、国語、英語、数学の3教科で行われます。
試験時間
出題方針は一般入試と共通ですが、試験時間がそれぞれ短くなっています。
（一般入試）→（推薦入試）
・国語：50分→40分
・英語：60分→40分
・数学：50分→40分
国語の出題方針
読解力や表現力が観点の中心です。長文問題では速読速解の力が求められます。また，これらの問題では、要旨・主題・説明などを記述する形で表現力も確かめています。
英語の出題方針
英語では、読解問題において長めの文章が出題され、英文を早く正確に理解する力や文脈から読み取る力が求められます。リスニング問題は英語検定の準２級程度のレベルです。また、文法や語法の問題では正確な知識が求められます。
数学の出題方針
数学では問題数が少なく、全体的に１問の配点が高いです。設問は解答のみを答えるものより、途中の式や説明を答えるものの方が多いです。設問では共通して思考力が確かめられています。
これらを踏まえると、まずは基礎学力を固めることが大切です。また解答のプロセスを問われる設問も少なくありませんので形式に慣れておきましょう。その上で、効率よい解答スピードとイージーミスをしないことを重視していくべきです。
面接からの視点
面接は1人10分間程度で2回行われます。
そして、出願書類の「自己PRシート」に基づく質問が中心です。
出願資格に応じて記す自己PRシートは指定されていますが、それらを自分の言葉で伝えられる力、面接官の先生の質問を正確に理解した上で回答ができる力が求められているようです。また人物評価を重視しているので、中学校時代の活動を整理整頓した上でそこから学び得た内容を重層的に理解し説明できるようにしておく必要があります。
面接は2回行われるので、表面的な内容に留まらず根本的にも多面的にも問われると理解しておくといいでしょう。
2023入試に向けて
適性検査に関しては解答力を伸ばす必要があります。また面接も総合的な力を問う性質を持っており、提出書類の準備から入念な準備が求められると考えられます。
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私達洋々では明大明治・推薦入試に向けた準備を行う講座をご用意し、単なる「先生」ではない各界のプロフェッショナルが、マンツーマンでサポートをしております。
また、無料の個別相談も随時行っております。より本人の持ち味を活かした形でこの入試に臨みたいとお考えの方はぜひお問合せいただければと思います。
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