2022年度推薦型入試振り返り:早稲田大学高等学院
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この記事では2022年度の推薦型入試において、早稲田大学高等学院(以下、早大学院)について振り返ります。
春の気配が高まる中、これから中学卒業後の具体的な進路を考える皆さんにとっては準備をし始める時期になってきました。直近の推薦型入試の振り返りを通じて、どのような準備をしていくべきか。その素材を集め、ご自身と照らし合わせながら良き進路選択につなげていきましょう。
2022年度入試 振り返り
数字からの視点
まずは入試データに基づき数字の視点からお伝えします。
なお以下の数字は項目別に「合格者数/受験者数 倍率」を示しています。
・2018年度
101名/255名 2.52倍
・2019年度
101名/249名 2.46倍
・2020年度
103名/249名 2.41倍
・2021年度
102名/236名 2.31倍
・2022年度
105名/244名 2.32倍
早大学院の倍率は過去5年間で若干下がる傾向にありますが、2022年度入試はほぼ例年と同様の数字となりました。
入試形式について
試験場での選考を振り返る前に入試形式を確認します。
・形式:面接による1段階選抜
・出願日:1月15日土曜日~1月16日日曜日(締め切り日消印有効)
・試験日:1月22日土曜日
※日程はいずれも2022年度入試のものです。
面接からの視点
早大学院の選考は上記の通り面接、ただそれのみで行われます。
例年面接の時間は一人30分間程度設けられていますが、2022年度入試も同様のスタイルで行われました。
その内容は基本的には提出書類である「出願者調書」に基づいて行われます。ただ、一問一答の形式とは程遠く、受験生の答えを受けてさらに面接官の先生からの質問が次から次へと続いていきます。
また、受験生の日常的な様子や発想、学び得ていることなどを尋ねられている印象もあります。
受験生にとって早大学院は学ぶにふさわしい場か…このことを長い面接時間をかけて確かめているのだと思われます。
2023年度入試に向けて
試験場で行われる面接は提出書類を元に大きく広がりを持ちます。
書類の中心となる「出願者調書」を初めとしてまずは自分自身を的確に表現していく必要があります。
また書類に記載したことも、言外にあることも含めて総合的な力を十分に携えて試験場に向かう必要があります。
そう考えると、提出書類の準備時点から入念な準備を行うことが大切になってきます。
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