【解説】慶應義塾高校 推薦入試の全体像
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慶應義塾高校は神奈川県横浜市に所在する男子校です。慶應義塾の一貫教育校のひとつであり、基本的には全員が慶應義塾大学に進学することができます。
また、多くの部活動が全国レベルで活躍する文武両道の高校としても知られています。
慶應義塾高校には、一般入試・帰国生入試・推薦入試の3つの入試制度が用意されていますが、本記事では慶應義塾高校の推薦入試について解説します。
目次
慶應義塾高校 推薦入試の概要
慶應義塾高校 推薦入試の特徴
慶應義塾高校推薦入試は書類審査による第1次選考と面接・作文による第2次選考の2段階選抜により行われます。
推薦入試では、まずはスポーツや文化活動の大会・コンクール等での活動実績が重視されるため、例年全国から高い活動実績を持つ志願者が集まります。高い活動実績を前提として、いかに志望動機や面接・作文などの選考科目で差別化をはかるかが重要といえます。
例年第1次選考で60名に絞られ、第2次選考で40名が最終合格となります。近年の入試倍率は2.0~2.5倍程度となっています。
出願資格
募集 人数 |
評定 要件 |
欠席 日数 |
その他要件 | 1次 | 2次 |
---|---|---|---|---|---|
男子:約 40 名 | 中学3年次 38以上 |
要件なし | 要件なし | 書類 | 面接・ 作文 |
選考日程
Web出願期間:12月1日~1月13日
必要書類郵送:1月16日必着(簡易書留・配達日指定郵便)
↓
第1次選考 合格発表:1月22日
↓
第2次選考:1月23日
↓
第2次選考 合格発表:1月24日
↓
入学:4月
第1次選考:書類審査
第1次選考は出願書類による書類審査です。以下が主な出願書類となります。
入学志願
氏名、現住所、学歴といった基本情報に加え、出願書類の核といえる志願理由を記入する欄があります。
志願理由の記入欄は罫線になっており、400~500字程度の文字数で記述します。
慶應義塾高校においてどのような高校生活を過ごしていきたいのかについて、これまでの経験や将来の目標を踏まえて簡潔にまとめましょう。
活動記録報告書
原則中学校入学以降の運動・文化芸術活動、その他特筆すべき活動について年月日順で記載します。
大会名や成績を記載するものですが、第三者が見てもその実績の価値が伝わるような書き方の工夫を意識しましょう。
記載した活動実績については、証明書類を「活動記録証明書類貼付用紙」に貼付して提出する必要があります。
志願者紹介文
「保護者による志願者紹介文」と「志願者をよく知る方による志願者紹介文」の2種類を作成します。それぞれ400字以内で志願者の人物像やアピールポイントについて記述します。
第2次選考:作文・面接
作文
出題されたテーマについて400字以内で論述します。時間は30分です。
個人面接
志願者1名に対して面接官2名で行われます。時間は15分程度です。志望理由や中学時代にがんばったことなど、出願書類の内容を中心に質問がされます。
※集団討論について
2020年度入試まで第2次選考において面接・作文のほか、集団討論が実施されていましたが、2021年度入試以降は実施されていません。ただし、集団討論が実施されていた2020年度入試以前も集団討論の実施有無については例年非公表となっており、今後も予告なく集団討論が実施される可能性があります。
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