慶應義塾湘南藤沢高等部・全国枠入試2018:出願書類(その2)入学志願書

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おはようございます!
気を付けているつもりではありますが、それでも時折、報道を「真実」だとして処理してしまっている自分に気づき「ハッ」とする洋々テリーです。批判的思考、わすれてはいけませんね。

さて、今日は慶應義塾湘南藤沢高等部(SFC高等部)・全国枠入試の出願書類のうち、「入学志願書」の解説です。

この入学志願書は、A4・1枚の指定用紙の表裏を使って、本人の属性情報を記入することが求められます。おもては、本人・保護者の氏名、住所などを書くことに加え、同居家族を全員記入するのが特徴的です。こういう欄があると、「親兄弟が慶應かどうか調べられる」とか思って心配される人が多いのですが、塾員(慶應義塾の卒業生)・塾生(現役の慶應義塾生)は、数十万人単位で世の中にいますから、それ自体は大した差別化要素にはなりません。むしろ、志願者本人がどのような環境でこれまでを過ごしてきたかをうかがい知る材料の一つ、程度に考えていいでしょう。

おもて面で重要なのは、一番下に用意されている「本校を志望した理由」です。この欄は本人が記入する必要があります。「欄を埋めるだけ」の文章ではなく、限られたスペースで一人でも多くの先生の目に留まるよう、自分なりの世界観を表現しましょう。ちなみにこの欄だけ、わざわざ本人が記入するように注意を促しているので、これ以外の欄は本人が書かなくても大丈夫です。

SFC高等部・全国枠入試では、学科試験が課されることから、出願書類・面接を軽く見がちですが、意味のないものをわざわざ課したりしない、と考えましょう。私は、書類や面接をSFC高等部は「学力が遜色なければ別のものが見える子を採る」ための重要な材料としていると考えています。敢えて首都圏1都3県に住んでいる人を外したこの全国枠という入試制度の成り立ちを見ても、SFC高等部は多様性を非常に重んじていることが分かります。学科試験での多少の差があっても、元気があったり、何かに打ち込む力が高かったり、他の学生にいい影響を与えてくれそうな人がいたら、その子を採っても不思議ではありません。

SFC高等部・全国枠入試は志願者全員が面接を受けられます。「テストの点のちょっとの差」を追求するだけでなく、「テストの点差を吹き飛ばす個性」を書類と面接を使って、しっかりアピールをして頂きたいと思います。

私たち洋々では、単なる「先生」ではない各界のプロフェッショナルが、本人の持ち味を引き出し、書類や面接で表現できるようになることを目指す講座をご用意しています。全てのサポートはマンツーマンで行われるため、受験生の個性や事情に寄り添いながら応援することができるものになっています。無料の個別相談も随時行っておりますので、少しでも他の受験生との差別化をはかってSFC高等部・全国枠入試に挑戦したい、とお考えの方はぜひお問合せください(電話:03-6433-5130、メール:you2_info@you2.jp)。


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