早稲田大学高等学院・自己推薦入試2018:出願書類その3(出願者調書)

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こんばんは。
何かが起こってはじめて、それまで不測の事態に備えていなかった自分を恨むことになるのが人の常ですが、「『いつも』が『いざ』を助け、『いざ』が『いつも』を高める」の精神で広い視野を持って毎日を大切に過ごしたいものです。まもなく来る健康診断に緊張が高まりつつある洋々テリーです。

昨日は早大学院の最後の説明会が行われましたね。今回はその早大学院・自己推薦入試における出願書類の「本丸」ともいえる、「出願者調書」についてお話ししたいと思います。

2018年度も「出願者調書」の様式・内容に変更はありません。「出願者調書」は、出願書類の中核であることはもちろん、早大学院・自己推薦入試の合否を分けるカギと言っても過言ではありません。質問自体は極めてオーソドックスなのですが、現在のこと、将来のこと、これまでのこと、早大学院のことと、様々な方向から9つの質問の形で投げかけられます。しかも、A3サイズの紙2枚に亘って記入が求められるため、中学生にとっては相当な分量になります。私たち洋々では、大学のAO・自己推薦入試のサポートも行っていますが、大学を合わせても、早大学院の出願書類のボリュームはトップクラスだと思います。

質問項目は以下の9つです。質問によってスペースの大小はありますが、A3サイズの紙2枚に亘っていますので、全体では相当なボリュームになります。文章を書きなれていない受験生にとっては「紙にインクを乗っける」レベルの表面的な文章を書くだけでもそれなりに大変かもしれません。早大学院が「欲しい」と思うレベルの文章にするのにはなおさらです。

●早大学院の出願者調書の質問項目

1. あなたは、中学時代を通して、どのように人間的に成長したと思いますか。
2. あなたのものの見方や考え方に大きな影響をおよぼした事柄や体験の内容を記してください。
3. あなたの長所をあげ、それをどのように活かしていきたいかを記してください。
4. この1年間に起こった社会的出来事のうち、特に関心を抱いた事柄とその理由を記してください。
5. これまで積極的に取り組んだ学校行事、部活動、社会活動、創作活動などの体験を具体的に記してください。
6. 中学校時代に学んだ教科のうち、特に関心を抱いた教科とその理由を記してください。
7. 学校の教育以外で、特に関心を抱いて取り組んでいる学習があれば記してください。
8. 最も興味深く読んだ本を順に2冊あげ、どういう点が興味深かったかを記してください。
9. 高等学院入学後に取り組みたい事例について記してください。

「なんだ、この程度の質問か」と感じる方も、「結構深いなー」と感じる方もいるでしょう。ですが、早大学院が見極めたいと思っていることの核心がこれらの質問に込められています。質問を一つ一つ、一語一語かみしめながら、出来る限り時間をかけて丁寧に、自分の「回答」を紙面にしたためたいものです。

繰り返しになりますが、この「出願者調書」の完成度が、合否のカギを握ると言っても過言ではありません。5度や6度書き直しただけでは書き直したうちに入りません。時間の許す限り、限られた紙面で自分の言いたいことが一番伝わる形で表現できたと思えるまで、何度も何度も試行錯誤を繰り返して完成させていきましょう。

効率よく自分の考えを文章化する時には、第三者の客観的な意見を活用することも一つの方法です。保護者の方、学校の先生やいつも通っている塾の先生からのアドバイスももちろん有益ですが、どうしても客観的になり切れない部分があります。また、過去に早大学院の自己推薦を受けた人が一人もいなかったり、いたとしても随分前だったりと、「比較感」を持たないケースも珍しくありません。私たち洋々は、これまでにも多くの受験生が、早大学院・自己推薦入試の合格を勝ち取るお手伝いをしてきました。洋々には、そうした「モノサシ」を持つプロフェッショナル講師がマンツーマンで、出願書類と面接の準備を受験生と一緒になって進める講座があります。また、12/2(土)まで、「早大学院・個別相談ウィーク」も開催しております。早大学院・自己推薦をお考えの方はぜひともお問合せ下さい。ただし、席に限りがございますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください(完全予約制、電話:03-6433-5130、メール:you2_info@you2.jp)。


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