早稲田大学本庄高等学院・α選抜2018:出願書類(その2)活動記録報告書
こんばんは。洋々のテリーです。
受験準備も佳境に入ってくると、淡々と勉強を進める時間が長くなりますが、ずっとそれだと力が湧かなくなることもあります。意識して、違う感覚を使うようにしましょう。暑いな、寒いな、空がきれいだな、ご飯がおいしいな、なんでもありです。
さて今回は、早大本庄・α選抜の出願書類の核となる「活動記録報告書」について解説して参ります。今年から早大本庄は、Web上で募集要項を公開してくれるようになりました。このファイルの中で、出願書類も確認できるようになっていますが、あくまでも見本ですので、これを使って出願してはなりません。冊子になっている募集要項に貼付されている紙を使いましょう。
早大本庄・α選抜の志願者が準備すべきものの中で、最も時間を使って考えるべきなのが「活動記録報告書」です。1枚目には、「出願資格の選択」「最もアピールしたい活動・成果」および「それ以外の活動・成果」、そして「自己PR」を記入することが求められています。さらに、これらの活動について、担任の先生および校長先生の確認印が必要です。早大本庄・α選抜は学校長の推薦状が求められる「推薦入試」ではありませんが、事実の記録であることを学校の先生方に確認して頂かなければなりません。出願締め切りは年明けすぐですので、いつまでに提出したら必要な手続きをして頂けるかという段取りできるだけ早く確認し、そこから逆算して出願書類の準備をしていきたいところです。
なお、「最もアピールしたい活動・成果」の欄では、2017年度で姿を消した「(ア)~(ウ)のうち、1.で○をつけたもののみについて記入してください(テリー注:1.とは、出願資格の選択、のこと)」という注意書きが復活しました。やはり分かりにくいという声が多かったのかもしれません。
また、活動記録報告書の2枚目は、原稿用紙の様式になっています。ここに早大本庄への志望理由を800字で記入しなければなりません。書類本体にはもう少し細かな条件が書かれており、「本学院を第一志望校としている理由」「入学してから自分がしたいと思うこと」をしっかりと説明しなければなりません。
1つ目の条件は2016年度までは「本学院に入学したい理由」となっていましたが、2017年度から「第一志望校としている理由」に変更されました。もともと出願資格には第一志望であることが求められていましたので本質は変わりませんが、志望理由の中でもそれを明確に表現しなければなりません。
先日のコラムでの繰り返しになりますが、早大本庄・α選抜は「1次選考に通過するかどうか」が大きなポイントです。単に活動や実績を誇示することで終わりと思わないようにしましょう。活動記録報告に関する資料貼付用紙をどのように使ったらいいのか、工夫できる余地はないかを追求しましょう。また、その実績や経験を通じて得られた自分の「無形の何か」とは何かを徹底的に考え、その重みや価値を早大本庄に正しく理解してもらえるよう、表現する言葉を磨きぬいて準備を進めてください。
私たち洋々では、出願書類と面接を一体と捉え、受講生と寄り添いながら一緒に準備を進める講座をご用意しています。限られた時間を効率よく、効果的に使って、本庄・α選抜の合格に少しでも近づきたい、とお考えの方はぜひともお問合せ下さい。出願まで1か月余りとなりました。興味のある方はお早めのお問い合わせをお勧めいたします(完全予約制、電話:03-6433-5130、メール:you2_info@you2.jp)。
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人の成長を支援する「洋々」GM。経営コンサルティング会社A. T. Kearneyにて、Managerとして金融機関を中心に数多くのコンサルティングを手掛ける。また、採用担当者として多くの面接を行うと共に、コンサルタント向け研修プログラムの作成、実施にも深く関わる。金融専門誌への執筆多数。慶應義塾大学経済学部卒。ミシガン大学ビジネススクール・MBA Essential program修了。