アブダビ奮闘記 [ 第3回 ]UAE人は全人口の10%しかいない!?
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どうもみなさんこんにちは、松谷です。
さあ今回は前回に引き続きUAEの紹介をしていきたいと思います。
というのもみなさんUAEのイメージはお金持ち、というだけでその先のことはあまりご存知ない方が多くいらっしゃると思います。
実はUAE人ってUAEの全人口の10%(約100万人)しかいないんですよ。驚きですよね。
一番多いのはインド人で約260万人、人口の約25%も占めてるんです。その次に多いのがパキスタン人で約120万人。次いでバングラデシュ、フィリピン、イランから来ているひとが多いです。
なぜこんなに外国人が多いのか、それは出稼ぎに来ているからですね。UAEでは原則として所得税と住民税がかかりません。なので、自国で働いて国に税金を納めるよりUAEではいい給料を貰えてなおかつ税金を払わなくていいとなれば、UAEに行きますよね。やはり石油から収益が見込めるので税金をそんなにとらなくても大丈夫なんですね。あぁ、日本にも石油出てこないかな。
というのは置いといて。でもやっぱりドバイといえばお金持ち!というイメージがありますが、それはUAEでは自国民を第一として考えており、彼らにはお家をあげたり、会社を作るときには必ずUAE人をスポンサーにしてスポンサー料を払わなければならないといった法律を作ってUAE人を優遇しているからなんですね。
つまり、お金を持っているのはUAE人、というわけでUAEにいるひと全てがお金持ち、というわけではないんです。
でもそうすると気を付けなければならないのが治安です。インドやパキスタン、フィリピンからは仕事を求めて多くの人々がUAEを目指してきます。まずは家族がいない限り仕事ができないようビザを制限したり、クビになって労働ビザが切れた人は国外追放をしてかなり厳しく取り扱っています。そのおかげでUAEはめちゃくちゃ治安がいいです。「中東だから危なさそう」というイメージも、おそらくUAEに来たら変わると思います。
日本もこれから人口が減ってきて人手不足がより深刻になっていきます。外国人を労働者として受け入れているUAEは、解決のヒントになるかもしれませんね。
それでは、また。