総合型選抜(AO推薦)のヒントが見つかるメディア

洋々LABO > 入試ニュース > 倍率推移 > 【東京大学】学校推薦型選抜の倍率の推移

総合型選抜(AO推薦入試)のプロによる無料相談受付中!

無料個別相談を予約する >


東京大学では2016年度より学校推薦型選抜が実施されています。東大の学校推薦型選抜は多様な学生の確保を狙いとし、学校長の推薦があれば現役・既卒を問わず全国の高校から応募が可能です。2021年度以降、各校の推薦枠が4名に増え、2022年度は88名が合格となりました。

本記事では、2016年度以降の各学部の倍率および志願者数、合格者数の推移を紹介します。

各学部の倍率の推移

東大の学校推薦型選抜では、科類ではなく学部ごとに選抜が行われます。2016年度以降の学部ごとの倍率(志願者数/合格者数)は以下の通りです。なお、例年募集人員よりも合格者数が少ない学部もあります。

学部・学科 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016
3.0 2.4 1.8 2.2 2.4 1.9 1.7
経済 3.7 2.0 2.0 2.0 2.5 4.7 1.8
2.1 1.9 2.2 2.7 3.6 3.3 3.3
教育 2.1 5.2 2.1 3.0 1.8 1.2 2.3
教養 4.3 5.6 3.8 5.8 4.8 24.0 8.5
2.3 2.3 2.2 2.2 2.7 1.8 2.0
2.5 3.2 3.1 3.6 2.4 2.5 2.9
2.6 3.3 3.7 2.8 1.6 1.6 1.3
3.0 4.5 1.3 9.0 2.0 1.5 1.3
医(医) 3.8 4.7 1.3 1.3 2.5 4.0 4.5
医(健康総合科) 4.0 3.0 1.0 合格者無 合格者無 2.0 2.0
2.7 2.9 2.4 2.8 2.6 2.4 2.2

各学部の年度毎志願者数と合格者数

毎年募集人員に変動はありません。志願者数と最終合格者数は、年度ごとに変動の大きい学部とそうでない学部があります。

法学部

法学部の志願者数は直近3年間で増加傾向にあります。2018年度以降、一次合格者数、最終合格者数ともに大きな変動はなく、最終合格者数は10名前後です。

年度 募集人員 志願者数 一次合格者数 最終合格者数 倍率
2022 10 27 16 9 3.0
2021 10 24 16 10 2.4
2020 10 14 14 8 1.8
2019 10 22 16 10 2.2
2018 10 26 18 11 2.4
2017 10 25 25 13 1.9
2016 10 24 24 14 1.7

経済学部

経済学部は、2021年度以降志願者、合格者数ともに大幅に増加しました。一次合格者数は15名程度で推移するように見えますが、最終合格者数は予測が難しく、2023年度入試の結果に注目です。

年度 募集人員 志願者数 一次合格者数 最終合格者数 倍率
2022 10 22 15 6 3.7
2021 10 20 16 10 2.0
2020 10 6 4 3 2.0
2019 10 2 1 1 2.0
2018 10 10 6 4 2.5
2017 10 14 6 3 4.7
2016 10 7 7 4 1.8

文学部

文学部の一次合格者数、最終合格者数は経済学部と似た動きを辿っていますが、直近2年の結果から、最終合格者数は10名弱で調整されそうです。志願者数は年度により変動がありますが、おおよそ20名前後で推移すると予測されます。

年度 募集人員 志願者数 一次合格者数 最終合格者数 倍率
2022 10 17 14 8 2.1
2021 10 19 14 10 1.9
2020 10 11 9 5 2.2
2019 10 8 7 3 2.7
2018 10 18 10 5 3.6
2017 10 13 10 4 3.3
2016 10 10 10 3 3.3

教育学部

教育学部は年度により志願者数の上下があります。直近4年間で一次合格者数は10名強、最終合格者数は5名から8名のあいだで推移しています。

年度 募集人員 志願者数 一次合格者数 最終合格者数 倍率
2022 5 15 11 7 2.1
2021 5 26 13 5 5.2
2020 5 15 10 7 2.1
2019 5 24 12 8 3.0
2018 5 11 7 6 1.8
2017 5 6 5 5 1.2
2016 5 9 6 4 2.3

教養学部

例年、教養学部は他の文系学部と比較して志願者が多く、高倍率になりやすいようです。一次合格者数は10名強、最終合格者数は5名程度で推移しています。

年度 募集人員 志願者数 一次合格者数 最終合格者数 倍率
2022 5 26 13 6 4.3
2021 5 28 11 5 5.6
2020 5 19 10 5 3.8
2019 5 23 11 4 5.8
2018 5 24 12 5 4.8
2017 5 24 5 1 24.0
2016 5 17 11 2 8.5

工学部

工学部は全学部のなかで募集人員が最も多く、志願者数、合格者数も多いのが特徴です。志願者数、最終合格者数ともにほぼ右肩上がりで、過去5年間において倍率は2.3倍程度で推移しています。

年度 募集人員 志願者数 一次合格者数 最終合格者数 倍率
2022 30 67 56 29 2.3
2021 30 63 53 27 2.3
2020 30 51 46 23 2.2
2019 30 48 42 22 2.2
2018 30 43 39 16 2.7
2017 30 42 38 23 1.8
2016 30 47 44 24 2.0

理学部

理学部は昨年度志願者数が下落しましたが、合格者数に大きな変動はなく、一次合格者数は20名強、最終合格者数は10名強で推移しています。

年度 募集人員 志願者数 一次合格者数 最終合格者数 倍率
2022 10 28 23 11 2.5
2021 10 38 22 12 3.2
2020 10 37 21 12 3.1
2019 10 32 20 9 3.6
2018 10 24 22 10 2.4
2017 10 25 21 10 2.5
2016 10 32 24 11 2.9

農学部

農学部は毎年最終合格者数が募集人員を下回っています。2021年度は例外的に志願者が倍増しましたが、おおむね10名前後で推移し、最終合格者は5名前後で推移しています。

年度 募集人員 志願者数 一次合格者数 最終合格者数 倍率
2022 10 13 12 5 2.6
2021 10 20 12 6 3.3
2020 10 11 10 3 3.7
2019 10 11 8 4 2.8
2018 10 11 11 7 1.6
2017 10 11 11 7 1.6
2016 10 12 12 9 1.3

薬学部

薬学部の最終合格者数は毎年2~3名と一定ですが、志願者数に対する最終合格者数の変動幅が大きく、倍率が大きく上下しています。志願者数は年度により変動しますが、例年10名は超えないようです。

年度 募集人員 志願者数 一次合格者数 最終合格者数 倍率
2022 5 6 6 2 3.0
2021 5 9 7 2 4.5
2020 5 4 4 3 1.3
2019 5 9 4 1 9.0
2018 5 6 6 3 2.0
2017 5 3 2 2 1.5
2016 5 4 4 3 1.3

医学部医学科

医学部医学科は毎年募集人数と最終合格者数がほぼ一致しています。2020年度まで志願者数は5名程度で推移していましたが、直近2年間で3倍ほどに急増し、それに伴って倍率も上昇しています。

年度 募集人員 志願者数 一次合格者数 最終合格者数 倍率
2022 3 15 8 4 3.8
2021 3 14 8 3 4.7
2020 3 4 4 3 1.3
2019 3 5 5 4 1.3
2018 3 5 4 2 2.5
2017 3 8 4 2 4.0
2016 3 9 5 2 4.5

医学部健康総合科学科

医学部健康総合科学科も、医学科と同様に2021年度以降志願者数が急増し、倍率が急上昇しています。例年、一次試験よりも二次試験で人数が大きく絞られるようです。

年度 募集人員 志願者数 一次合格者数 最終合格者数 倍率
2022 2 4 4 1 4.0
2021 2 6 5 2 3.0
2020 2 1 1 1 1.0
2019 2 1 1 0 n/a
2018 2 1 0 0 n/a
2017 2 2 2 1 2.0
2016 2 2 2 1 2.0

当社は、当ウェブサイトに情報を掲載する際には、細心の注意を払っておりますが、これらの情報の正確性および完全性を保証するものではありません。入試に関連する情報は、志望大学・学部のホームページや募集要項などにて、ご自身でも必ずご確認くださいますようお願い致します。また当社は、予告なしにウェブサイト上の情報を変更することがあります。当社ウェブサイトに含まれる情報もしくは内容をご利用になった結果被った直接的または間接的な損失に対し、当社はいかなる責任も負いません。

50分の無料個別相談実施中

総合型選抜のプロがお答えします!

カウンセリングを通じて総合型選抜や学校推薦型選抜の疑問にお答えし、合格に向けたプランをご提案します。

総合型選抜のプロがお答えします!
error: Content is protected !!