【2023年度慶應法FIT】志望理由書の書き方のポイント
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【2023年度慶應法FIT】シリーズでは、2023年度慶應義塾大学法学部FIT入試を受験する方に向けてさまざまな情報を発信します。
本記事では、FIT入試の志望理由書の書き方のポイントについて解説します。
志望理由書作成で意識したいポイント
例年、志望理由書では「慶應義塾大学法学部を志望した理由、および入学したら何を、どのように学び、また自分の夢をどう実現したいか」について、2000字以内での記述(自筆、ペン書き)が求められます。
志望理由書の設問に答える上で意識したいポイントは以下の2つです。
ストーリーを構成して設問に答える
ひとつは、構成を意識して設問に答えることです。志望理由、入学後に期待する学び、自分の夢とその実現方法、それぞれを独立させて書くよりも、「過去-現在-未来」の時間軸上で、それぞれの要素を連関させながら書くと、よりストーリー性の強い志望理由書になります。
過去の経験、そこから生まれた問題意識と、現状の考えや行動、描いている理想の未来、理想から逆算して大学で何を学ぶべきと考えるか、この流れに沿って志望理由書を構成すると、ストーリー性が生まれます。まずは箇条書きで良いので、それぞれを紙に書き出してみましょう。
過去の経験や今の思いは自分だけのものです。無理にユニークさを出そうとしたり、奇抜な差別化を狙うのではなく、自分のなかにあるものに今一度じっくり向き合い、読み手に最も伝わる形を模索しましょう。
読み手の納得と共感を呼ぶ
納得と共感とは、「自分は慶應の法学部で学びたい」という思いと背景が読み手に深く伝わることで生まれます。そのためには、広い視点とロジックが重要です。
自分はここで学ぶことで、社会に対しどのようなインパクトを与えたいのか、広い視点で考えてみましょう。その大きな像を明確にすると、慶應の法学部という環境に何を期待しているのか、環境をどう使いこなそうと考えているのか、少しずつ具体的に見えてくるはずです。大きな像と自身の期待のあいだにある距離を自然に埋めることで、「自分が慶應法学部が進学しなければならない理由」というロジックが生まれます。
志望理由書の設問は、志願者調書で課されている4つの質問とも一部重なります。同一の内容を書くのではなく、それぞれで伝える自分の側面をうまく書き分け、自分自身をより多面的に試験官に知ってもらえるよう意識しましょう。
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