慶應義塾高校・推薦入試2018:出願書類(その1)全体像

Pocket

皆さんこんにちは!洋々のテリーです。
首都圏では、これから雨のたびに気温が下がっていくようです。冬が始まるよ(by槇原敬之)、です。受験生の皆さんにはほとんど分からないかもしれませんが。

さて、今回は塾高・推薦入試の出願書類について解説してまいります。

塾高・推薦入試の出願書類は、志願者自身が考えて作成する書類は、志木高や早大学院の出願書類と比べて少なくなっています。が、中学校の校長先生による推薦書をはじめ、本人以外の人に力添えを頂いて準備すべき書類がいくつもあるため、書類全体のボリュームとしては他校と変わらないものになっています。塾高の出願書類は以下の8点です。

1. 入学志願書
2. 出身中学校長の推薦書
3. 入学志願者調査書(国外の現地校での成績を示す証明書に出欠状況の記載がない場合は「Attendance report」の提出が必要)
4. 活動記録報告書および活動記録証明書類
5. 保護者による志願者紹介文
6. 志願者をよく知る方による志願者紹介文
7. 整理票その他

これら8点を、塾高所定の出願用封筒に収めて、1/16(火)を配達日とする簡易書留・配達日指定郵便で出願することになります。かつては課された「「学習成績一覧表」の評定人数分布表」が今年もありませんね。

志木高と同じように、塾高・推薦入試における出願書類の核となるのは、1.の「入学志願書」になります。A4サイズの紙の下半分くらいを使って、「志願理由」を10行にわたって書く欄が設けられているのですが、志願者が最も考えなければならない部分はここになります。A4サイズ2枚にわたって(合計52行にわたって)自分のことを書かなければならない志木高や、A3サイズの紙2枚分の記入が求められる早大学院と比べると、明らかに分量は少なくなっています。また、自らの活動について記述した上でその証明も求められますが、それは「5.活動記録報告書および活動記録証明書類」にまとめる必要があります。

しかし、塾高の出願書類準備の注意点は、それ以外の部分にあります。まず学校の先生にお願いしなければいけない書類として、「2.校長先生の推薦状」「3.入学志願者調査書」の少なくとも2点があります。「少なくとも」と書いたのは、これ以外にも「志願者を良く知る方による紹介文」も学校の先生に書いて頂くケースが多いからです。従って、受験する意思が固まり、条件が整いそうなことが見えたら、早めに中学校とコミュニケーションを取り、年末年始の忙しい中でも先生方に気持ちよく準備頂ける状況を作っておきたいところです。また先に触れた「紹介文」を「保護者」と「志願者をよく知る方」に、書いてもらわなければならないのも塾高の出願書類の特徴です。

このように「自分が頑張れば何とかなる」というところ以外で、様々な人に力添えを頂いて初めて塾高・推薦入試の出願書類は完成します。志木高や早大学院と同様に、塾高・推薦入試を受験される方もまた、受験の意思を固めたらすぐに出願準備に取り掛かり、出来る限り早めに段取りをつけるようにすることが重要です。

現中3は大学入試改革の初年度にあたることから、高大一貫校に例年以上に注目が集まっている印象も受けます。単なる記念受験に終わらせず、挑戦の勝率を高めるためにも、出来ることを出来る限り行って臨みたいものです。私たち洋々では、出願書類から個人面接、作文、グループ討論まで、塾高・推薦入試で課されるすべてを鍛え抜く講座をご用意しています。また、無料の個別相談も随時行っております。限られた時間を使って、少しでも他の受験生との差別化をはかりたい、とお考えの方はぜひお問合せ下さい(電話:03-6433-5130、メール:you2_info@you2.jp)。


洋々ではプロフェッショナルによる無料の個別相談を承っております。

個別相談申込ページからご予約いただくか、

電話またはメールにてご連絡ください。

電話:03-6433-5130(平日1400-2100、土1000-1900。水日祝休み。)

Eメール:you2_info@you2.jp

お気軽にご相談ください。