K.H.さん
埼玉県公立中学校

慶應義塾高校推薦入試　合格

洋々：
慶應義塾高校への合格おめでとうございます。まず、慶應義塾高校の推薦入試の受験を考え始めた時期、およびそのきっかけについて教えてください。

　 同じクラブに所属していた先輩が前の年に合格し、推薦入試という方法があることを知りました。その時からは推薦は意識していましたが、受験を決めたのは中3の夏の大会で自分として納得のいく成績を残せた時です。

　 出願書類はどのくらいの時間をかけて完成させましたか。

　 だいたい1カ月位です。私の場合、中3の12月上旬まではほぼ一般の準備だけをしていて、本格的に作り始めたのは出願の1カ月くらい前からでした。ただ、志望理由だけは少しずつでしたが考え始めてはいました。準備を始めたのが遅すぎたとは思いませんが、志望理由は出願までに結局10回以上書きなおすことになったことを考えると、もう少し早くから準備しても良かったかもしれません。

　 出願書類を作るとき、どんなことを心がけて完成させていきましたか。

　 自分の「軸」となる考えを固め、それを盛り込むことを意識しました。必ず面接で聞かれると思ったので。
私は出願書類の準備から洋々と一緒に考え始めました。プロとディスカッションを重ねて何回も書き直しながら書類を準備していったのですが、「本当に自分が思っていること」を大切にして書類作りをサポートして貰えたので、本番の面接でも非常に話しやすかったです。

　 面接審査については、どのような対策を行いましたか。

　 洋々で志望理由を考える過程も含めて面接の準備でしたが、いわゆる面接形式での準備も洋々を主体に行いました。洋々の模擬面接は正直非常に厳しいですが（笑）、他ではなかなか体験できないレベルだと思います。また、一般入試の準備で通っていた塾でもアドバイスを貰いました。

　 試験当日、実際の面接ではどのようなことを聞かれましたか？

　 私の場合は、自分が頑張っていた競技のことが質問の中心で、比較的楽に答えられました。ただ、志望理由書に書いていた語学について聞かれたのは、少し答えにくかったです。

　 グループ討論については、どのような対策を行いましたか。

　 洋々で模擬グループ討論を2回受講しました。また、一般入試の対策を行った塾でも先輩や先生が加わってやってくれました。

　 試験当日、実際のグループ討論はどうでしたか。

　 去年までと比べ、私にとっては課題が難しく感じられたのですが、私なりには話せたと思います。他にも何人か良く話す人もいて多少不安にはなりましたが、自分の発言から話が膨らんだことも何回かあったので、良かったかなとは思いました。また、どんな話題が来てもこれだけは話そう、と考えていた軸があったことも、焦らずに落ち着いて出来た原因だと思います。

　 推薦入試の対策を行う中で、ご自身に何か変化はありましたか。

　 中学時代、私は3つのスポーツに並行して打ち込んでいました。推薦入試の準備はこの頑張ってきたことを振り返り、自分を見つめ直すいい機会になりました。

　 最後にこれから、推薦入試で高校を受験する方、および受験を迷っている方にアドバイスをお願いします。

　 軸となる自分のテーマを持つことです。面接ではどんな質問されるか分かりませんが、軸さえあれば焦らず対応出来ると思います。また、自分を信じること。私の場合もそうだったのですが、グループ討論では自分がこれまで考えたこともないようなお題が出されることもあります。その時も自分の拠り所を信じて考えれば道は開けると思います。是非頑張って下さい！

　 ありがとうございました。K.H.さんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。

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