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洋々LABO > 書類・試験対策 > 英語資格・検定試験 > 【留学したい高校生必見!】「トビタテ!留学JAPAN」の魅力と必要な準備について

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「将来は海外で働きたい」「思い切って海外留学をしてみたい!」密かにそう願う高校生はきっと少なくないはずです。しかし、「いざ留学」となると、「語学力はどれくらい必要なのか?」「お金はどのくらいかかるのか?」「留学先で、一体どんなことを学べばいいのか?」と不安や疑問がたくさん湧いてくるのではないでしょうか。

そんな不安や疑問を一気に解決できる留学プログラムがあることをご存知でしょうか? それが、文部科学省が主導する「トビタテ!留学JAPAN(以下、トビタテ)」。目的に合わせた7つの留学コースが用意され、留学先は北米から欧州、アジア、アフリカ、中近東などとまさにワールドワイド。さらに、返済不要の奨学金を受け取れたり、業界のトップリーダーによる事前事後研修を受けられたりなど、さまざまなメリットがあります。

本記事では、トビタテ留学について詳しく解説します。

「トビタテ!留学JAPAN」とは?

特徴

トビタテの最大の特徴は3つあります。

1. 留学計画に合わせて用意された柔軟な留学コース

最短で2週間から参加できる語学を学ぶコースや、外国語を使って現地のスクールで学ぶコース。さらに、スポーツや芸術を極めたい人のためのコースや、特定の職能を伸ばしたい人のためのコース、国際機関でボランティアを経験できるコースなど、ありとあらゆる興味関心に対応できるコースが用意されています。

2. 返済不要の奨学金

トビタテに参加する学生は、留学に必要な往復渡航費や授業料、現地での活動費を受け取ることができます。家計基準や渡航先の地域にもよりますが、平均して20万から50万円の奨学金が給付されるケースが多いようです。北欧など一部地域に渡航する場合、100万円近い給付が受けられることも。

この他にも、事前研修や事後研修に参加するにあたって必要な旅費が一定額まで支給されます。まさに、日本全国どこからでも参加が可能な留学プログラムと言えるでしょう。

詳しくはこちら
奨学金等に係る事務手続きの手引き

3. 語学力は不問

TOPページに掲げられている通り、トビタテは審査の際に語学力を問われることはありません。将来を見据えた留学計画が立てられているか、その計画を遂行するに足る脂質や人格を備えているかが重視されます。

とはいえ、現地での生活ではもちろん毎日英語をメインとした外国語を使うことになります。学びを最大化しよりよい留学生活を送るためにも、語学の勉強は必須と言えるでしょう。

実績人数と倍率

文部科学省の公表している資料から、平成30年度(第4期)の募集は全コース合わせて450名、それに対して応募が1781名あったことがわかります。

コースごとによってばらつきはあるものの、英語で専門科目を学び、3ヶ月から1年の留学を想定したロングコースの倍率はおよそ10倍とかなりの高倍率。他のコースも平均して2倍から5倍程度の倍率となっています。

しかし、「倍率が高いから」という理由で希望のコースを変えてしまうのは考えもの。ひるむことなく、自分は留学を通して何を成したいのか、どんなことを実現したいのかを具体的に考え、目的に沿ったコース選びをしましょう。

トビタテに参加するメリットとは?

続いて、トビタテ留学に参加するメリットをご紹介します。

1. 留学にかかわる一連の流れを経験することで、有意義な進路選択ができる

日本では、高校生のうちから留学を経験できるチャンスはほとんどありません。早いうちから留学を経験することは、その先の人生において確実にアドバンテージとなりえます。

トビタテの留学は「現地に行って帰って終わり」ではありません。まずは綿密な渡航計画を立てるなかで、自分の興味関心や将来の理想像などが見えてくるはず。そこで固まった目的意識は、その後の進路を選択する上で非常に有意義なものとなるでしょう。

さらに、渡航中の生活や事前研修、事後研修を経験することで、当初自分が掲げていた目標や理想が大きく変わり、そこから進路が変わることこともしばしば起こります。「考えながら走ること」が要求される現代において、留学に関する一連の経験をすることは、こうした柔軟性や行動力を育てることにつながるでしょう。

2. 魅力的なネットワークの構築

トビタテの大きな魅力の一つは、ハイレベルかつ幅広いネットワークといっても過言ではありません。各業界の第一線を走るプロフェッショナルが事前研修や事後研修をサポートし、先輩や同期同士でのコミュニティは活発に活動しています。

「留学」という大きなイベントに臨むにあたって、共に励まし合い苦労を乗り越えた仲間たちとのつながりは非常に強いもの。留学中やその前後だけでなく、ここで一生の友人や将来の仕事仲間を見つける人も数多くいるということです。

特にトビタテのように、高い能力と志を持った人々が集まる場所では、知的で豊かなコミュニケーションが期待できます。普段学校では味わえない刺激を受けたい、面白い話ができる仲間をもっと増やしたいと願う人にとって、トビタテのコミュニティはうってつけと言えるでしょう。

トビタテに必要な準備について

ここまで紹介したとおり、トビタテの選考は非常にハイレベルな戦いとなります。渡航計画と志望理由は、2つとも綿密な準備が必須。以下、準備に役立つコツをお伝えします。

1. 志望理由の要は「具体性」

「志望理由」というと、多くの人は「将来は貧困問題を解決したい」「農業に革命を起こしたい」「途上国の発展に貢献したい」といった綺麗なフレーズを思い浮かべます。しかし、これだけではあまりにも抽象的すぎて読み手に伝わりませんし、誰にでも思い描ける志望理由になってしまいます。

大切なのは「具体性」。いつまでにどんな姿になっていたいのか、そのためにトビタテ留学はなぜ大事であるのか。理想とする自分の姿をなるべく具体的に細かく思い描くほど、志望理由もオリジナリティの高いものとなります。たとえば「農業に革命を起こしたい」から「デジタルテクノロジーを農業に持ち込んで、20年後の食料自給率の10%底上げを目指したい」とするだけでも、全く違った雰囲気となることがわかるはず。その具体的な理想に絡めて「トビタテはなぜ自分にとって必要であるのか」を語りましょう。

2. 渡航計画の要は「ストーリー」

渡航計画を作る目的は2つあります。ひとつは、自分にとっての留学の目的を明確にすること。もうひとつは、それを他人に説明することです。

この2つを達成するためにすべきことは、ストーリーで渡航計画を考えるということ。①これまでに自分は何をしてきたのかを説明し、②未来の延長線上を描いた上で、③そのために今したいこと、すべきことは何かを提示する。そのストーリーのなかでトビタテをどのように使いこなそうとしているのかをなるべく詳しく説明するように意識してみましょう。

渡航計画の書き方については、大学留学のトビタテ1期生の先輩が書いた記事などもあります。参考にしてみてはいかがでしょうか?

面白い物語には「テーマ」がある:留学計画の全ての始まりを話そう

おわりに

魅力的なポイントがたくさん詰まったトビタテ留学。「絶対に留学したい!」という強い志を持つ人も多いことと思われます。先ほどもお話したとおり、トビタテに仲間入りをしたいのであれば、綿密な準備は絶対に欠かせません。ハイレベルな志望理由や渡航計画などを一人で完成させるのは至難の業。「どうしたらもっと良い書類が作れるだろう?」とお悩みの方は、ぜひ一度、洋々の無料個別相談にお越しください!

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