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洋々LABO > インタビュー > インタビュー > 【AO・推薦、落ちたらどうする?】慶應SFCのAO不合格から、一般で合格を果たした高橋さんの体験記

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人気が高い大学のAO入試や推薦入試は、倍率が5倍を超えることもしばしば。こうした特別入試は、書類審査だけでなく、学科試験や面接、ときにはグループディスカッションやプレゼンテーションなど、さまざまな要素が絡み合っています。

インターネット上には「どうやって合格したのか」という情報は溢れていますが、「不合格だった人はどうすればいいのか」という情報はなかなか載っていません。【AO・推薦、落ちたらどうする?】シリーズでは、特別入試に失敗してしまったけれども、その後見事に一般試験で挽回した人の辿った道のりを紹介します。

今回インタビューを受けてくださったのは、慶應SFC一年生(※2019年10月時点)の高橋健介さん。大のゲーム好きで、受験期もゲームをやめられなかったという高橋さんは、SFCのAO入試Ⅱ期に挑戦するも不合格。しかし、「どん底に落ちた自分を救ってくれたのもゲームだった」と語ります。その後一般入試で同大学総合政策学部に合格し、今はゲーム好きの延長から、ゲーム脳を脳の構造から解明することに興味があるそうです。

そんな高橋さんの不合格からの合格体験記を紹介します。

高橋健介さん
志望校:慶應義塾大学総合政策学部(4月Ⅱ期AO入試 A方式)
一般入試合格校:同上。2019年4月より進学。現在はゲーム脳とVRに興味を持つ。来期から脳科学と、ゲーム脳を改善するためのVRついて、ゼミで研究を始める予定。

 

「無難な回答」は、面接で戦えない

――本日はよろしくお願いします。まずは、高橋さんがAO入試を受験しようと考えたきっかけや経緯を教えてください。

よろしくお願いします! 僕はもともと一般的な理系の大学を受験しようと考えていました。しかし、受験勉強が全然面白く思えなくて、なかなか続けることができなかったんです。だから、知識を詰め込んで勉強するよりは、別の方法で大学に入れないかと考えていました。

そんなとき、SFCの一般受験の試験科目である「情報」の対策のために洋々に来てみたところ、AO入試という選択肢があることを知りました。それで、受けてみようかなと。3年生の夏だったので、かなりタイトなスケジュールではありましたが、なんとか書類を仕上げ、一次選考に通ることができました。


――一次には合格されていたんですね。二次試験の手応えはいかがでしたか?

はい。二次は面接試験で、終わった直後の感触はそこまで悪くありませんでした。落ち着いて答えられたので変なことは言わなかったし、無難な回答ができたな、と。けれど、AOの面接では無難な回答なんて求められていなかったんだっていうことを後々思い知りましたね……(笑)。「自分のやりたいことや夢を明確な言葉ではっきりと語らなければ、面接官である先生方には届かないんだ」と客観的に振り返ることができたのは、不合格の報せを受けてからずいぶん経った後でした。

大好きなゲームが、どん底の自分を救ってくれた

――不合格だと分かったときは、やはりかなり落ち込みましたか?

はい。書類選考に通っていたこともあり、「なんとかなるはず」と高をくくっていた分ダメージが大きく、どん底でした。それまで自分はそんなにメンタルが弱いほうだとは思っていませんでしたが、受験を通して自分の弱い一面を初めて知ったかもしれません(笑)。

――期待があると余計につらいものですよね……。どん底からどのようにして回復したのでしょうか?

実は僕、ゲームが大好きで。もう本当に大きい声で言えないんですけど、受験期もゲームだけはどうしてもやめられなかったんです……(笑)。不合格を知ってから数日はひたすらゲームの世界に浸って現実逃避をしていました。

でも、そのおかげで少しずつ元気になれて、また勉強を始めようかなという気になれたんです。僕は落ちてからすぐに「よし次に行くぞ」という気持ちにはどうしてもなれなかったので、夢中になれるゲームがあって本当に救われたと思います。


――たしかに、自分が心から好きなものの存在は大きいですよね。

そうですね。なので、これもやはり大きな声では言えないことなのですが、一般受験のときも距離感を保ちつつゲームは続けていました。「これを頑張ったらゲームをやろう」と考えるとモチベーションになるし、しんどいときの息抜きにもなるので。AOに落ちて、メンタル面の管理は大切だと痛感したので、勉強に支障が出ないようにうまくコントロールをして気分転換をしていました。

――一般受験を決めてからは、時間にもかなり急ピッチで準備を進めなくてはならなかったと思います。どのようなスケジュールで対策を行いましたか?

総合政策学部で僕が受けた試験は、試験科目が情報と小論文の2科目だけでした。SFCの小論文は年によって問題の傾向が変わるため、対策を完璧にするのは難しい。なので、洋々の小論文コースで記述力の基礎だけしっかり身につけるだけにとどめ、対策がしやすい情報に力を入れました。過去問と基本情報技術者試験をベースに、基礎的な問題の得点を取りこぼさないよう努めました。

頑張りきれない人が受験を乗り切るために大切なこと

――AO入試と一般入試、両方を経験して何を得られたと感じますか?

AOで書類を作る際にたくさん文章を書いたので、それは間違いなく小論文の力にもつながったと思います。思考力や文章力は全ての基礎になるものなので、その力を短期間で伸ばせたのは、一般入試を受ける上で非常に役に立ちました。

あと、「AO入試は厳しい」ということを思い知りましたね(笑)。3人の教授に質問攻めにされたのは、ある意味で良い思い出です。研究を本気でやっている人の前で自分のやりたいことについて話せるのはAO入試ならではですし、そこで話すことで自分がどれほどそれについて興味があるのか、物事を知っているのかを客観視する良い機会になりました。


――これからSFCのAOを受けようと考えている人に、アドバイスをお願いします。

落ちたからこそ自戒を込めて言いますが、事前に自分のしたいことや目標については、極力穴がないように考え尽くしてから面接に臨んでください。そして本番では落ち着いて。面接で、その場しのぎの回答や、無難な回答は通用しません。難しい質問をされても反射的に答えるのではなく、少し時間をもらって、答えを頭の中で組み立ててから答えると良いと思います。

――最後に、今、AOに落ちたときの自分に会えるとしたら、どんな言葉をかけたいですか?

落ち込んでるときもゲームは手放さなくて大丈夫だよ、と(笑)。ゲームをしたり遊んだりしろということではなく、僕みたいに徹底的に気分転換をしないと受験を頑張りきれない人は絶対にいると思うので。「まずは自分の調子を整え、無理しないことを第一に」と伝えたいですね。

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