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洋々LABO > 受験戦略 > 推薦あるある!入試方式はどう選ぶ?総合型選抜のすすめ

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2021年も終わりに近づき、高2生は受験まで残り1年という節目の時期ですね。一般入試、総合型選抜・学校推薦型選抜(旧AO入試、公募制推薦入試、学校推薦)、指定校と複数の選択肢があり「自分に適した入試方式は何か?」と悩む人も多いと思います。
今や私立大学において入学者割合の過半数が総合型選抜・学校型選抜の時代。大学入試の全体像を俯瞰しつつ、「推薦は準備が大変」「一般と両立できる?」「活動実績がなければ受からない?」といった疑問に応える形で総合型選抜・学校推薦型選抜を紹介します。

大学入試のいま

大学の選抜区分数別で見ると、
一般入試52.3%、総合型選抜13.5%、学校推薦型選抜33.7%

国公私・入学者数別で見ると、
一般入試54.9%、総合型選抜10.9%、学校推薦型選抜34.1%

私立大学では、一般入試の合格者数は減少傾向にある一方で、総合型選抜・学校推薦型選抜の合格者数は増加しています。受験可能な回数は、総合型選抜1回が70.5%、2回が9.4%。学校推薦が選抜は1回が85.2%、2回が11.0%と複数回の受験機会を設けている大学もあります。

国公立大学においても、総合型選抜の実施率は国立大学が76.8%、国公立全体で56.9%といずれも過去最高です。

総合型選抜・学校推薦型選抜は、一般と並び受験の選択肢のひとつと考えて差し支えない状況となっています。これから大学受験の準備をする方は一般と総合型選抜・学校推薦型選抜をどう組み合わせていくか、という視点が重要です。

【出典】文部科学省「大学入学者選抜における英語4技能評価及び記述式問題の実態調査(令和2年度) 」

推薦の準備はいつから始める?

一般入試と比べて開始時期は個人差があるものの、合格者の多くは高2の秋から冬高3に上がる前後の時期に洋々へ入塾しています。 とは言え、上記以外の合格例もあります。万全の準備を期すべく高1から書類や小論文の基礎力養成に取り組んできた人もいれば、高3の初夏に思い立ち行動する人もいます。
完全個別指導を実践する洋々では、一人ひとりに合わせた受験戦略や、それを踏まえた受講プランを組むことが可能です。ただし、時間に余裕のある方が講じる対策の選択肢が増えることから、低学年のうちから一般と総合型選抜の両立を図ることを推奨します。

推薦のきっかけとは?

・一般と併行しながら、これまでの活動を評価してほしいと考えたから
・「特別な活動実績」がなくても挑戦できると知ったから
・受験の機会を増やすため
・洋々の個別相談で薦められたから

きっかけは十人十色ですが、「受験のチャンスが増えれば」「自分の強みを活かしたい」との理由が多く聞かれます。
一般+総合型選抜、指定校+総合型選抜+学校型選抜のように複数の受験方式を組み合わせて受験機会を増やし、志望校への勝率を高めるパターンがお勧めです。

活動実績は必要?合格者の実績とは?

多くの合格者は「勉強と部活の両立」を挙げています。実績の多寡や活動内容を問わず、目の前のことを懸命に取り組んできた人が合格を勝ち取っています。何事にも興味関心を持つような好奇心が強い人。特定分野への興味関心が強い、いわゆるオタク気質な人。高校生の本分を全うした人。本人の性格や資質、それまでの背景は各々異なりますが、合格者の共通点は「いま、自分が置かれている環境を最大限に楽しみながら何かを頑張った人 」という点にあります。

「高校生の本分とは何か?」との問いかけに、今のあなたは何と答えますか?
高校生の本文は勉強にあることは言うまでもありません。ただし、それと同等に必要な取組みもあります。たとえば、部活動を例に挙げると、厳しく苦しい練習に耐えること、他者と競うこと、自分に負けないこと、先輩や後輩との関わりから上下関係や人間関係の構築を学ぶこと、自らの才能を伸ばすこと。活動の取り組み方や物事の捉え方は人それぞれですが、自分なりの解があれば良いのです。勉強や部活動に限らず、一つの物事に対して試行錯誤を重ね、懸命に取り組む行為は、ひいては「生きる力」を鍛えることにも繋がります。

総合型選抜では、出願書類や面接を通して「不透明な時代を切り拓く力の有無」が問われています。高校生活をどう過ごしたか、どのような価値観を有するか、将来の青写真はどう描くか?それを実現するために大学で何を学ぶか?という世界観を構築することが必要不可欠です。

しばしば受験生や保護者の方から「全国クラスの実績が必要?」「優れた活動実績がなければ合格しないのでは?」と問合せをいただきますが、答えは「NO」です。総合型選抜で求められているのは、「飛び道具」を披露することではなく、「世界観を構築」し、志望理由書と面接で第三者が納得できる一貫性のある主張をすることです。高校生として、目の前のことを地道に取り組んだ結果が合格の可能性を高めるのです。

「普通の高校生」が合格のために必要なこと

受験を攻略する上で必要なことは、計画(=戦略)と時間の使い方です。こちらに辿り着いた方は、少なからず推薦入試に興味をお持ちだと思います。インターネット上に溢れている「過去の合格者の活動実績」「過去の合格者の出願書類」といった断片的な情報を見て焦りを感じた方や「過去の合格者は●●という優れた実績があるのに、自分にはないから出願は難しいかな…」と落ち込んだ方もいるでしょう。人間には煩悩がありますので、必ず自分と他者を比べます。そして、自分が劣位である時に落ち込みます。落ち着いて、よくよく考えてみましょう。法律では平等に生きる権利を与えられていますが、現実の世界において人生は不平等です。不公平、理不尽、無慈悲は当たり前と高校生に伝えるのは酷かもしれませんが、それを受け入れることから始めましょう。人と比べ、ないものねだりをするのは無意味です。自分の武器は何か?その武器でどんな戦い方があって、どう戦えば勝率を高められるか?を考えて抜いてください。

次に、時間は平等であることを噛みしめてください。
1年365日(8,760時間)×高校3年間=26,280時間

上記は誰もが等しく与えられた時間です。
平等に与えられた時間をどう使うか、早めに受験計画(一般と推薦の両立)を立てることで時間効率を上げましょう。
時間に余裕を持つと、心に余裕が生まれます。直前期に準備を急ぐと、焦りから空回りしてしまい、物事が上手く進まないことが多くなります。時間を味方につけて、高2の今から余裕を持った準備をしてください。

総合型選抜は誰もが羨むような「特別な実績」を持った「特別な人」が合格する入試では決してありません。高校生として、学生生活を全うした人であれば合格の可能性はあるのです。いま、この記事を読んでいるあなたにも、受験の意思さえあればチャンスは平等に訪れます。せっかくのチャンスを掴めるよう、思い立ったらすぐに行動しましょう。

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